スポーツの普及・振興

COZY/JASSBAの小嶋満です。
みなさま、夏休みはいかがお過ごしでしょうか?
私は、今週1週間は東京に家族と過ごすことになっています。ですが、私は今日からみっちりと仕事です。
夏休みを利用して、トレーニングをする個人選手は意外と多いので、普段なかなか集中してできないことをするにはとても良い機会です。

さて、先日から「地域で作るスポーツ文化」や「地域で選手を強化する」という部分についてnoteで書いてきています。先日投稿したのが下記の内容です。


今日はスポーツの普及・振興について書きたいと思っています。
普及とは「広く一般に行き渡る事」を意味し、
振興とは「人やモノの拡大」や「盛んになる事」を意味しているようです。
大きなイベント(多くの皆さんが周知のしているような)やオリンピックや権威とされる大会等でアスリートが勝つとその競技やその選手の認知が高まり、結果としてその競技の普及や振興が行われる。
日本においては多くのスポーツ競技が認知されています。その中で競技によって置かれている状況は様々かもしれませんが、多くのスポーツ団体、組織、チームは「普及や振興」の部分には力を入れて各競技団体が取り組んでいるように感じます。
普及ができて、振興が進むにつれてどうしてもついてくるのは結果で、これは「強化」と言い換えることができると思います。
ですが,強化一辺倒になってしまうと普及や振興が疎かになってしまいます。

「普及では楽しさを」、「振興では目標や夢を」、「強化では結果を」。
「楽しさ→目標→結果」がうまくまわると、とても良い循環なのかな。
どれも大切ですが、その中で順番をつけるとしたら「普及」の部分がスタートになるので一番大切なのかもしれません。
あとは、普及、振興、強化の役割分担と協力がうまくいっている地域はとても良いスポーツ文化が作られそうです。

私たちが行うJASSBAアスリート塾は競技チームでありませんが、体を動かす事を好きになってほしいとか、「できる!」という自信を得てほしいとか、先々の競技スポーツへ繋げてほしいという願いを込めているので、行っている事は「普及」が強いです。しかし、競技を始めたり、競技をかなり高いレベルで行っている子もいるので、そうし子たちにも対応できるように目標設定をしたり、子供たちの能力を引き上げる分野まで実施しています。
やってみてわかったのは、運動やスポーツを始めるきっかけさえあれば子供達は伸びて行く。次に、ドロップアプトしないで楽しい空間でありながら、時々悔しさや、課題がある事で目標ができて次のステップへ進んでいくように感じました。
まだまだ私たちも勉強をしないといけない事が沢山ありますが、いまのジュニアのスポーツ環境に何か引っ掛かる事があるのも事実なので、そこに対してもしっかりと考えて具体的な施策を打ち出せるようにして行きたいと思います。

先日のnoteでもご紹介をしました、茨城ジュニアゴルフ。
これは個人スポーツだからこそできる良い点なのかもしれませんが、みんなで「ゴルフをする子供達を増やそう」とか「ゴルフ環境を良くしよう」、「みんなでレベルアップしよう」という空気を強く感じます。
○トップ選手を輩出しよう
○技術向上、マナーなどの定期的な勉強会
○茨城県内の中学、高校ゴルフ部のレベルアップ
○ゴルフを始める気かっけづくり

ここには他の競技も学ぶ点が結構あるのではないかなと思ったりも。
チームスポーツは個人スポーツから学ぶ点がありますし、個人スポーツはチームスポーツから学ぶ点があります。
年齢と競技の垣根を超えた形をいつかは作りたいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?