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耳の形で猫の気持ちがわかる!?「イカ耳」って何?

猫の気持ちは耳やしっぽ、目、しぐさなどから読み取ることができるということを知っていすか?
猫はよく「気まぐれ」や「気分屋」などと言われますし、実際猫と暮らしている人もそう感じることがあるかもしれませんが、まずは猫の耳に注目して見てみましょう。

[猫の耳の特徴]

猫の耳は、「音を聞く」という以外にも大切な役割を持っています。
それは「体温調節」や「平衡感覚」、「感情表現」です。

猫や犬、うさぎなどの耳が赤くなっていたり、熱を持っていることに気づいたことがある人も多いのではないでしょうか?
外気に触れる耳には多くの毛細血管が集まっていて、毛細血管を収縮・拡張させることで体温を調節しているのです。

これは多くの哺乳類で見られ、寒い地域の動物は耳が小さく、暑い地域の動物は耳が大きいという特徴があるのも体温を逃さないように、もしくは体温を効率よく下げるためです。

また、猫のバランス感覚にも耳が大きく関係しています。
耳には「前庭神経」から繋がる三半規管と呼ばれる平衡感覚器があり、猫はこれがとても発達しているので、平気で高い場所を歩くことができるのです。高い所から飛び降りたとき上手に着地することができるのも、この器官のおかげなのです。。

☆筋肉が発達しているから自在に動かせる

猫の耳は人間とは違い筋肉が発達しているので、12以上ある筋肉を使い細かく左右別々に動かすことができます。そのため、詳細に音の出どころを探すことができ、獲物を狙うときや危険を回避するときに役立ちます。

また、感情に伴って耳をピンッと立てたり、水平に伏せたり、後ろにキュッと引き絞るといった動きもすることができ、相手に気持ちを伝えるサインにもなっています。

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