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本を読もう

 小中学生への学習支援で得た知見を基に

色々書き始めて183回目になりました。

 また、2021年03月15日から

毎週連続投稿を始めて180回目です。

今日の話題は
「教科書以外の本を読んでますか?」

 どんな内容でもいいです。
そこに何が書かれているかを紹介できますか?

 学校の授業は全て日本語で行われています。
 英語の授業だって、日本語で進められます。

 なので、日本語の文章が理解できないと
そもそも授業がわからなくなります。

 じゃあ、どうすればいいんでしょうか?
 文章に慣れましょう。
 そのためには本を読む事です。

 そして、
読んだ本に書かれている事を要約してみましょう。
 それを友達に読んでもらいましょう。
 友達は、
自分が理解できた事と同じ内容が理解できていましたか?
 正確に伝えられなかったら、
きっと自分がきちんと理解していないからです。

 何が問題でわからないかを、
友達に聞いてみましょう。

 本には、
書いた人が伝えたかった内容が詰まっています。
 それは、教科書も同じ。
 なので、
本を読んでその内容をしっかり理解できれば
学習も、もう少し楽にできます。

 自分以外の人ががいた文章に慣れる。
 そして、
何より漢字の意味と使い方に慣れる。

 そのために、
「本を読もうよ」

保護者の皆さんや 子どもたちの学習に関与している方々へ

 あなた方が小さかった頃と比べ
今は、文字に触れる機会がどんどん減ってきています。

 生徒が日常で触れる機会が多い
テレビやインターネットは
言語でやり取りを図ろうとするので
直接的な刺激が得られますが
一方で、考える時間を与えてくれませんし
文字文化は伝えてくれません。

 そのため、文字を媒体としたやり取りに
慣れている生徒は多くありません。
 反芻したり理解しようとする行為を
「面倒なこと」と受け取りがちになります。
 ある意味では、
コミュニケーションの手段を欠いたままで
学習を進めようとしています。
 それは、効率よく学習を進められない事を意味します。

 生徒に一番近い存在で、
生徒との関係性が成立している皆さんは
生徒の嗜好や、
どんなことに興味を持ちやすいかとかの
具体的な事例や手段・方法を見つけやすい立場にいます。
 
 良い相談相手として、また善き話し相手として
生徒の身近にいてくださることを、願っております。

08.SEP.2024.ARAI