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期末試験はどうだった?

 学習支援で得た知見を基に色々書き始めて16回目です。

 ほとんどの中学校では6月末くらいから一学期の期末試験があります。
 一学期の学習内容が出題範囲で 主に学習時間で習った事項を中心に問題
が組み立てられているはずですが 試験の結果はどうだったでしょうか?
 今回は試験結果からこの後の学習の進め方を見直すということを生徒に向
けてまとめました。

 3月21日の投稿でも書きましたが 保護者の方から見ると得点が気になる
ようですが 実は得点できた内容は理解しているという意味なので学習を進
める上では復習をしながら忘れないようにするくらいです。

 むしろ学習の中心は×だった問題です。それは理解できていないし記憶も
曖昧だからなので この部分を立て直す学習を夏休み中に進めましょう。

 どの教科も学習は一つ一つの単位を積み上げることで 大きな成果が得ら
れるように組み立てられており その一つでも理解できないままだと 学習
の目的にたどり着けません。
 だから 夏休みの学習は次のような点に注目して組み立てるべきです。

①期末試験で理解できた学習内容は再度整理し記憶を呼び起こしましょう。
②理解できなかった学習内容は 教科書とノートを中心に整理しましょう。
③学校から出された夏休みの課題は毎日の予定に組み込みましょう。
④提出物は提出期日前に仕上げるように 心がけましょう。
⑤上記の四つを中心に計画を立ててから 学習以外の予定を入れましょう。

 学習する場所は自宅以外にも 図書館や児童館などがあります。但し朝早
めに行かないと席が取れないので要注意です。それとあまり長い時間独り占
めしないようにしましょう。たいていの施設では席の入れ替えがあります。
学習に集中できるのはせいぜい3時間程度です。
学習前後で教科書では充分に理解できない事を調べたりお昼ご飯にします。

 夏休みをどうやって過ごすかで 二学期の結果が大きく変わってきます。
 但し 予定は少し余裕をもって組み立ててください。
と言うのは あまりキツキツに予定を組み立てると突発事情に対応できなく
なり予定どおりに学習しないで良い言い訳を自分で作ってしまうからです。

 では 豊かな夏を過ごしてください。

 23 JUN.2021.ARAI