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復習の大切さを体験した話

 2021年01月26日から
 小中学生への学習支援で得た知見を基に
色々書き始めて166回目になりました。
 また、2021年03月15日から
毎週連続投稿を始めて163回目です。

 少し前ですがQuoraにこんな質問がありました。
「なんでそんなに知っているんですか?」
 その問いに対する、私の解答は...

 逆説的な言い方ですが、
「知らない」ことを「知っている」からでしょう。
 だから何事でも、興味がわきます。
また、
最近クリティカルシンキングの研究を始めましたが、
これまた興味深い!
 人間には、抜けられない「認知バイアス」があること。
 そのため、歪んだ認知をしがちであること。
 それを防ぐには、常に確認すること等等。
 知ることの楽しさがまた増えました。(^0^)

 というものです。

 ところが、
最近大学に入り直して「心理学」の研究を始め、
教材を事前に読み、講義を受けた後に、
中間チェックがあったんですが、
これが意外に記憶に残っていない!
 人に言っておいて何ですが
復習の大切さを身に沁みました。

つまり、「今何を知らないのか」というのは、
知ることへの第一歩
なんですね。
 「知らない」ことがわかったら、
つぎに、「知らないこと」をしっかり学習する。
 そして、知識として定着するように、
丁寧に復習する。
 わかったつもりでいると、
「人間は物忘れする存在である」
という事さえ忘れてしまう。

五月の連休で、いい教訓を得ました。

保護者の皆さんや 子どもたちの学習に関与している方々へ 
 
 実は、学校では「学習」の仕方は教えてくれません。
 でも、生徒は予習と復習をしている前提で、授業展開します。
 なので、なぜ授業についてゆけないのか?
その理由を気づきにくいのです。
 学習の方法論や、実際の学習方法を体験しているのは
皆さんです。

 一番生徒に近い存在で、関係性が成立している皆さんは、
生徒の嗜好や、どんなことに興味を持ちやすいかとか、
具体的な手段を見つけやすい立場にいます。

 良い相談相手として、また善き話し相手として
身近にいてくださることを願っております。

09.MAY.2027.ARAI