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世界中で通用する科目は…


2021年01月26日から
 小中学生への学習支援で得た知見を基に
色々書き始めて146回目になりました。
 また、2021年03月15日から
毎週連続投稿を始めて143回目です。


 そろそろ二学期の終わりが見えてきて、
クリスマスやお正月が近くなって、
勉強に身が入らなくなってきてるんじゃないかな?

 そこで、今回は「世界中で通用する科目は…」という話。
 最近では小学校でも中学校でもだいたい同じで、
学校では、国語・数学(算数)・科学(理科)・社会・英語と
音楽・美術・保健体育・技術家庭の9教科を習ってるよね。

 その中で、世界のどこへ行っても通用する科目を考えてみよう。
国語は日本語なので世界中で通用するとは言えない。
数学(算数)というのは、世界中どこでも同じようだね。
数字は、世界にどこにっても変わらないよね。
科学(理科)は、算数と同じで自然を相手にしていれば同じ気がする。
但し、説明するのに、その国の言葉が必要だね。
社会の地理や歴史って国によって違うことがある。
英語は、国語と同じで、英語をしゃべらない国では通用しない。
音楽は、感覚の違いはあるかもしれないけど、通用しそうだね。
美術は、言葉を使わないため、世界中で通用しそうだね。
保健体育は、オリンピックみたいに世界中で通用しそうだ。
技術家庭は、国によって違いはあるけどなんとか行けそうだね。

 こうして考えると、
数学(算数)と音楽と美術って、
世界中で通用する共通知識のようだ。

 つまり、君が学校で習っていることの全部ができなくても
世界中で共通する知識と、その元をしっかり理解していれば、
将来困ることはそんなにない気がする。

 もちろん、モノの見方や考え方といった部分は、
こうした教科以外で得られる知識なので、
学校での勉強が、まるっきりわからいのでは困る。

 学校での勉強は、世界のどこに行っても通用する知識を
どう自分のものにするのか、
そしてその中から、自分らしい特徴を見つける、
強い味方になってくれる。

 今は、つまらないと思っているかもしれないけれど、
学習は、将来必ず良い結果を見せてくれるはずだ。

 わからないことがいっぱいあるとは思うけれど、
それは、物事を知らないだけなんだ。

 だから、「勉強なんてつまらないし。、退屈だ」
なんて言わないで、挑戦してみようよ。

 だって、君の将来は、今の君の延長線上にあるんだから。

 ★保護者の皆さんや 子どもたちの学習に関与している方々へ

 学習の方法がわからないために
勉強嫌いになっていった生徒をよく見ます。

 どうやって学ぶのか?
覚えることができないのはどうしてなのか?
本当に大切な事って何か?
こうしたことは学校では教えてくれません。
 また、学習の成果がどうなるのかの見通しも
教えてくれません。

 一番生徒に近い存在で、関係性が成立しているはずの皆さんは、
生徒の嗜好や、どんなことに興味を持ちやすいかとか、
生活環境の上で、不足している部分の能力を見つけやすいので
具体的な問題点を見つけやすい立場にいますが、
生徒が、どうして面倒くさい事として
「勉強」を考えるに至ったのかの要因を探っても
効果的な解決方法は見つかりづらいです。

 それよりも、今目の前にいる生徒に寄り添って、
学校教育で生まれてしまった生徒の「?」を探してください。
 但し、具体的な解決方法は、個々の事例により異なるために
ここで一般論として括れませんが、
原因さえ理解していれば、手法は見えてくるはずです。

 良い相談相手として、また善き話し相手として
身近にいてくださることを願っております。



20.DEC.2023.ARAI