ただ消え去るのみ
先日も会議で年下の同僚に小馬鹿にされた。こんな定年間近のベテランを素人扱いする見下したものの言い方するんだよなー。マンスプレイニング。会話にならない。
小馬鹿にされるのは若い頃から慣れてはいる。ずっと組織内アウェイに置かれていたから。ただ年を重ねるごとに互いを格付けし合うのがあからさまで、ほんと態度が失礼だと感じることが増えた。
でもこの組織にいるのも春までだから、と考えると、退職できるのが心底うれしいし、不愉快なこともやり過ごすことができる。OKOK。
というより、周囲を観察すると、ただただ皆必死に生きてるんだよなーと思う。私より若い世代はこの先何年もこの組織に残り、出世競争を闘ったり、経営難と格闘したり、不遇と向き合ったりしていく。そうそう、皆事情があるのだから仕方ないのだ。
そうそう、老兵は死なず、ただ消え去るのみ。時が来たら静かーにいなくなるのだ。それでいい。もういいや。
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