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発酵ワークショップで手前味噌を仕込みました

以前からやってみたいと思いつつ、なかなか手を出せなかった味噌作りですが、FABLAB KOBEメンバーの方が発酵に詳しく、ワークショップを開いてくれることになりました。今回はonlineでということになり、各自で材料を集めてPCの前に集う。

必要材料は大豆と塩に生麹。前日正午ごろからslackで声をかけてもらい、大豆を水につけ始める。時間がかかる料理を始めるのが難しいのはこういうのを1人でやらなきゃいけないからなんだろうな、とか思う。こういうのっていうのは↓

1.作業にかかる時間を計算する。

2.作業のための時間を開ける。

3.この時間にこの作業するためには、その何時間前から下準備をする、と計算する。

4.下準備のための時間を開ける。

こういうの。実際の作業自体は難しくなくても、これを達成するのはとっても難しい。おそらく1.3.の見積もりは甘くなり、2.は家族の介入でグダグダになり、4.が例え実行できたとしても、2.の時間がずれ込むだろう、あるいは下準備ができた段階で放棄される可能性も高い。今回は1.3.をメンバーの方に全部やってもらい、2.は人と行動することによって確実性を上げて、4.は正確に声掛けしてもらったので完璧にできる!最高!

下準備の日は豆を洗って水につけるだけで、あとは水がなくなってないかだけ適宜確認する。昼につけて夜には3倍くらいの大きさになっている大豆↓

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こんなになりましたよー、と報告で写真送ったら、元の豆と比較するの良いですね!と褒められる。1人で色々やっていても家族にまた何か始めたな...みたいな反応されるだけなのに、やっぱり最高...とニヤニヤしてしまう。

翌日は、朝からまた声かけあって豆を煮始める。メンバーの方がコロナの影響で買い損なった材料を買って戻られるのを待ってonlineで発酵レクチャーが開始。発酵の仕組みを学び、Center for Bits and Atoms(CBA) の話、なぜFABLABで発酵を扱うか、そして合成生物学。すごく刺激的で面白い。麹菌が何処かから現れる乳酸菌と酵母と協力し合って発酵が進んでいく話を聞いていて、あ、そういえばこういうこと学ぶのすごく好きだったよな、生物学でやったのかな?と考える。また勉強してみたい。

レクチャー後、は麹と塩を混ぜ合わせ、豆を潰す。子どもが茹でた豆をぱくぱくつまみ食いしながら潰すのを手伝ってくれる。茹で豆好きなの知らなかったよ、また茹でよう。配分よりだいぶ塩辛い味噌になりそうだけど。

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豆を潰したら、麹と塩と合わせて玉を作り、それから瓶詰め作業。この辺りからはそれぞれ集中、という感じで画面に映りつつも無言で作業が進む。こういう集中できる作業は良いなぁ。雑念が消えてほんとに楽しい。この3倍くらい仕込めばよかったな、と思いながら1リットル瓶とジップロックに詰め詰めして終了。秋冬くらいに試食しましょう、とのことでワークショップ終わりました。楽しかった...!

子どもと色んなものを作る材料を買いたいと思います。