「笑一笑」のイントロで泣いてしまう

ももクロの話なんですけど、今年から4人になって活動することになったももクロ。

1月に4人になったときのライブは見事だった。1時間半か2時間の間に5人の思い出作りをして、さよならセレモニーをやって、最後に4人での「あの空」を持ってきて、最後に東京ドームですよ。引きずらないで、前を向ける強さがある大人になった。そして、自信を失ってもおかしくないところにちょっと無茶な夢を抱かせて走り出させた。その失いかけた自信が東京ドームで「ついてこい」に変わる話もどこかで語りたいのだけど、まずは「笑一笑(シャオイーシャオ)」だ。

ももクロの夢は「笑顔を届ける」こと。笑顔を届ける分野での天下をとりたい。そう語った彼女たちが4人でリリースした最初の曲が「笑一笑(シャオイーシャオ)」。つまり、4人の彼女たちに贈られた曲が「笑顔」がテーマの歌だったわけだ。「あの空」も似たテーマを持っているけど、「笑顔で進んでいく」とはっきりと言葉で宣言する歌。なんて素晴らしい贈り物なんだろうか。

東近江、2日目しか行けなかったけど、1曲目が「笑一笑」。泣いた。

東京ドームでも当然歌う。泣く。ドームはもともとみんな泣いてる。

車でiPhoneのシャッフルから流れてきたらもうイントロで泣く。

もう、何故かわからない。

きっと、メンバーが減った不安、悔しさ、向き合った勇気、乗り越えた決意、それを共有した仲間と、過ごした時間。すべてを込めて笑顔でみんな前に立って、歌っているからなんだろうな。そしてそれを愛する人たちの気持ちが見えるからなんだろうな。

本当に、これからも大切な大切な曲になっていくんだろうな、と思って泣ける。

それだけ。

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