2023年3月7日
「喫茶店のディスクール」という本を読んでいる。すごい本だなと思う。今どきこんな本あるんだな。全然客に媚びないというか、商業主義でない語り。しかも抽象的でわかりにくい。そういうところも含めて。前に「珈琲の建設」という本があって、それが全然売っていなくてずっと買えなかったんだけど、今回「喫茶店のディスクール」が出ると同時に再販された。そちらも気になる。
個人的にはすごい近寄りがたい感じがする内容で、本で読むぐらいが丁度いい距離感だと思った。楽に生きたい自分からすれば、こういう本質的な会話は遠巻きから眺めたい。本文に何度も出てくる"総暇つぶし人生時代"の典型。低きに流れたい。めんどくさいことに真正面から向き合いたくないというのが本音も建前もないダダ漏れの心情なんだと思う。一生懸命生きるみたいなことが、どうしてもできない。
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