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湾岸諸国 5か国

(13番目)    2004年 12月
湾岸諸国 5か国(クウェート、バーレーン、カタール、オマーン、アラブ首長国連邦)へ行ってきました。
参加者は全員で19名でした。

12月26日
09:50 ANAにて成田を出発
13:55 香港着
15:30 ガルフ航空にてバンコク経由でバーレーンへ
22:00 バーレーン着

この移動中に何か大変な災害が起きたことを薄々感じておりましたが詳細は不明でした。
そのままホテルへ。

12月27日
08:15 ガルフ航空にてクウェートへ
09:15 クウェート着
着後、クウェートの首都であるクウェート市内観光へ。
10時過ぎ頃、バスの到着まで空港の外で待っていたが、気温は14度と出ていて、「寒い!」。着る物を失敗しました。
現れたのは上下真っ白のスーツを着たカッコいいガイドさんでした。

1.         美術館(イラン人の大金持ちであるターレク ラジャブ氏の個人コレ      クションがたくさん展示されていて、目を見張りました)
2.         国立博物館
3.         サドゥ ハウス(織物の家)
4.         スーク

クウェート タワーにて昼食
バスの中でガイドさんと添乗員さんが揉めていて結局、午後からは違うガイドさんが登場。

5.ダウ船の船着き場
街中をバスの中から眺めながらホテルへ。
街中はとても綺麗だし、食事も美味しかったです。

12月28日
朝7時ごろで気温9度でした。
10:05 ガルフ航空にてバーレーンへ
11:05 バーレーンの首都であるマナーマ着
そのままホテルへ
その後、市内観光へ。
1.         国立博物館(中東で最大規模、古代からの歴史を学ぶことができる)
2.         バーレーン門を通ってスークへ。


その後ホテルへ。

12月29日
夜のフライトまで引き続き市内観光
1.         グランド モスク(真っ白な外観で中は7000人が収容できる)
2.         ベイト アル コーラン(コーランに関する研究施設)
3.         バーレーン要塞(世界遺産)
4.         バルバル神殿(紀元前2800年頃のもの)
5.         キング ファハド コーズウェイ(サウジアラビアまで25kmある道路)のバーレーン側にある展望台
見学後、下に見えていた海へ行ってみました。
海水に触ってみたかったのです。ところが、苔が生えていて見事に滑り、ペルシャ湾に落っこちてしまいました。そこは深い崖になっているようで脚がつかずに胸まで浸かってしまいました。びしょ濡れになり、手の平など数か所擦り傷をおいました。結構傷は深くて痛かったです。岩につかまった際の傷ですが、回復にかなり時間を要しました。
幸いなことにリュックを背負っていたので、それが浮き輪になって沈むことはありませんでした。自力で何とか這い上がりました。
一緒に歩いていた同室の人は手を差し出そうともせず見ているだけ。部屋に戻ってから「今日は怖かったわ~」と更に人を責める始末で、この人には人の心というものがないのだと感じました。
後から聞いたのですが、あの辺りのペルシャ湾はイラクがオイルを海に撒いているらしく、それで余計に滑るらしいです。

ドライバーさんの話です。サウジアラビア人はこのコーズウェイを利用してよく観光にやってくるそうです。「我々は彼らが大っ嫌いだ!」とか。
何故ならば、態度が横柄だし、よく交通事故を起こすのだそうです。

6.アーリ古墳群(7世紀ごろまでに造られた土饅頭型のお墓で5万くらいある)
7.サッカー スタジアム

19:55 ガルフ航空にてカタールへ
20:40 カタールの首都であるドーハ着
入国審査の際、女性の係官がパスポートを見ながら「どこから来たのか。タイから来たのか」と聞いてきました。パスポートの見方を知らないのか、それともよほどタイの人が多いのだろうか。生まれて初めてタイ人と間違えられました。中国や韓国へ行くと現地の言葉で道を聞かれたりします。香港の人からすると典型的な日本人の顔をしていると言われますが。
ここに到着したとたんに、人々の顔つきがこれまでと違い、肌の色が浅黒い人が多いです。
ホテルへ

12月30日
ドーハの市内観光へ
1.         兵器博物館
2.         アル・ジャジーラの建物を外観から(ご存じのようにカタールの国営衛星TV局で無償放送しています。写真を撮るために、5分ほど遠くの方でバスを止めていたら、ガードマンに見つかり、一時間ほど出発が遅れました。フィルムを出すように言われたらしいです。兎にも角にも隠し撮りはいけませんな)

隠し撮りと言えば、1995年にミャンマーへ行った時の事を思い出します。アウンサン スーチー氏が自宅軟禁されている前が道路になっていてそこを通る際、ガイドさんが「いいですか、皆さん、一瞬で通り過ぎますからカメラを構えてください。写真を撮ったことがばれたら私は刑務所行きですから」と。出来上がった写真を見るとボケボケでした。当時はフィルムでした。

3.         サッカース・タジアム(予定にはなかったのに何故か一人の人が希望して見学がかなったようで、残りの人は全員バスの中で20分位ずっと待機でした。こんな我が儘を許している添乗員さんはどうなの?と皆で話していました。後日、この二人は結婚したことが判明!結婚するのは勝手だが、言うまでもなく、これは公私混同です。我々の時間を返してもらいたいです。あの有名なドーハの悲劇の舞台となった場所で、一人以外は誰も中に入ろうとしなかったのも意外といえば意外ですが)
4.タカ市場(可愛い帽子のようなもので目隠しをされたタカがたくさん並んでいました。これは目隠しを取って初めて見た人がご主人様だと分からせるためだとか)

17:55 発のガルフ航空にてオマーンの首都であるマスカットへ向かうため空港へ。
ところが、バーレーン経由で向かう予定だったのが、ガルフ航空の機材故障により長時間空港で待たされました。結局、アブダビ経由でそこでも4時間も待たされ、マスカット到着は午前5時ごろでした。はあ~疲れました。

12月31日
ホテルで少し休憩後、朝9時過ぎに四駆5台に分乗して内陸部にある古都ニズワへ。
1.         スーク
2.         バット、アルフトゥム、アル アイン古代遺跡群(世界遺産で紀元前3000年頃には銅を輸出して富を得ていた)


ホテルへ

1月1日
引き続きニズワの観光へ
1.         バハラ城(世界遺産)
2.         ジャブリン城(オマーンで一番美しいと言われるお城)
3.         ニズワ要塞
市内でオマーンスタイルの昼食を摂った後、マスカットへ
4.オールド マスカット地区(王宮周辺、ミラリ城、ジャラリ城)
5.バイト アル ズバイル(個人所有の博物館)
ホテルへ

1月2日
マスカットから北上してUAEとの国境をバスで越えてアル アインへ
その前に立ち寄ったのは
1.         スルタン カブース グランド モスク(オマーン最大のモスク)
2.         バルカという町の魚市場
3.         ナクル城
4.         ルスタク城塞

ルスタク城塞


ソハールで昼食(ここはシンド・バッドがインド洋に向けて冒険の旅に出発したところ)
5.ソハール ビーチ
6.要塞
その後、ひたすら国境へ向かいます。途中の景色は古代マガン王国であった時代(銅の産地であった)を彷彿とさせるような光景でした。
無事、国境を越えてアル アインへ。

1月3日
午前中はアル アインの市内観光
1.         旧ザイード家の王宮(現国王一家の出身地に残る)
2.         博物館
3.         ヒーリー遺跡群(紀元前3000年頃)

その後、ドバイへ
4台の四駆に乗り換えてドバイ市郊外の砂漠方面へ。

途中ラクダ農場で休憩後キャンプへ。
デザート・サファリ(四駆で砂漠を危険運転して客を怖がらせます。よほど腕のいいドライバーでなければできない事です。と言うのもこれで大事故にあった人を知っているから)
サンドボード、ヘナ ペインティング(手の甲に描いてもらいました。1週間ほどで消えました)、
水たばこ、ベリーダンスなどのアクティビティを楽しみました。

1月4日
午前中はドバイ市内観光
1.         スーク
2.         シェイク サイド宮殿(旧ドバイ首長家)
3.         アル バスタキア地区(伝統的建物を保存した歴史地区)
4.         博物館
5.         スパイス スーク
6.         ゴールド スーク
昼食はダウ船に乗ってクルーズを楽しみながらいただきました。
午後はアブダビへと移動して、途中、「ブルジュ アル アラブ ホテル」にてフォト ストップ。
7.     アル フトゥム パレス
8.     ブレイク ウォーター パーク
9.     マリーナ モール

20:25 発のガルフ航空にてバーレーンへ
20:30 バーレーン着
22:30 発バンコク経由で香港へ・・・と思ったら又しても飛行機の出発が遅れました。

1月5日
バンコクに朝10時ごろ到着したが、まだ遅れを取り戻せていないので、やきもきしながら香港へ。香港着は14時半ごろ。結局のところ香港発のANA便には乗り遅れてしまいました。この日は香港で一泊することになり、バスで1時間もかかるホテルまで移動。
空港ですったもんだしている間に航空会社から支給されたテレフォン カードで家に連絡をして「帰宅が一日遅れるので、会社に連絡を入れておいてくれないか」と電話をしておきました。これまで何度も海外へ出ているが、会社に迷惑をかけたのはこれが初めてです。
このホテルのTVで「スマトラ沖地震」のことについて詳細が分かり、ビックリ仰天することに。

1月6日
10:10 香港発ANAにて成田へ
14:30 成田着

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