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楽器(ペダルスチールギター)のハードケースを製作した
先日、ペダルスチールギターを仕入れたのだけれど、本体のみでハードケースが無かった。
ハードケースがなければ、販売することができないので、店オリジナルでペダルスチールのハードケースを製作した。
ちょうど、同じ型式のモデルを個人的に所有しているので、そのハードケースを採寸して製作した。これが、案外早く完成した。
まず、手持ちのハードケースを採寸し、その大きさになるように外側の枠の展開図を書いた。それをもとに、ホームセンターで売られているベニヤ板から切り出すためのラフな図面を書いて、ホームセンターに行って、ベニヤを購入し、切り出してもらった。
切り出してもらったベニヤを店に持って帰ってきて、リペアスタッフに外枠を組み立ててもらった。ネジと強力な木工用ボンドを用いて接着し一晩寝かせた。
![](https://assets.st-note.com/img/1713766100883-3jIOPdWhQQ.jpg?width=1200)
ペダルスチールギターは重量物なので、それを入れるケースも重さに耐えられなければならない。今回は、少し厚めのベニヤを使ったけれど、ケース自体もちょっと重くなってしまったから、次に作る機会があったら(そんなことあるか?)もう少し薄い板を使おうと思っている。
いずれにしても、外枠は完成した。
次に、日暮里に行き、合皮と内張用のメルトン生地を購入してきた。
合皮は、ボンドとタッカーを使って外枠に張った。今回購入してきた合皮はちょっと厚すぎたので、次回もし作ることがあったらもう少し薄い生地にしようと思っている。
内部にMDFの補強をつけて、間仕切りを接着した。
![](https://assets.st-note.com/img/1713766181865-LRDxZ5FB64.jpg?width=1200)
外周に補強のため、L字金具等を取り付け、スナップとヒンジを付けて、アンプ用のハンドルも取り付け完成した。
総工費はゆうに1万円を超え、工期も約3日を要した。
なかなかコストがかかってしまったが、なかなか強靭なハードケースが完成した。
ハードケースが無くて困っている方がいらしたら、また製作することもアリかもしれない。
その代わり安くはないですが。
![](https://assets.st-note.com/img/1713766274248-4ThsCLDOtk.jpg?width=1200)
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