刃を研ぐ作業の大切さ
物事を進める時の事前計画の大切さを時折自分自身忘れてしまうので、メモります。
昔、MLM(ネットワークビジネスで)で得た「人材獲得・育成」「組織マネジメント」ノウハウを、自身のサラリーマン経験も踏まえ、企業向けに提供することを考えています。
参考:https://note.com/countlead/n/n1a56a08c876d
私自身は当時80人くらいの末端リーダーでしたので、そのレベルまでのノウハウまでしか分かりませんが、自分メモとしてマガジンにしてます。
殴り書きですが、ご興味ある方はどうぞ。
まずは例え話
AさんとBさんという木こりがいました。
2人は師匠からそれぞれ「あの山の木を全部切ってこい」といわれました。
(AさんもBさんも同じくらいの山)
2人は「これは今日中に終わるかどうかギリギリのラインだな」と思いました。そこで2人はいつもと違う行動に出ました。
Aさん:「これは時間がない!刃を研いでる時間ももったいないから、すぐに作業に取り掛かろう!」
Bさん:「これは時間がない!半端な研ぎ方じゃダメだ、いつもより念入りに刃を研ごう!」
結果、Bさんはその日中に完了させることができ、Aさんは切り終えることができず師匠に怒られたとか怒られはしなかったとか…。
事前の準備・計画は本当に大事
私自身も、忙しくなってくると「準備してる時間ももったいない…」という思考になりがちなのですが、準備を怠ったために、こんな失敗も。
・抜けや漏れがあったり
・時間の配分を間違えたり
・順番を変えればまとめてやれたのに… など
目の前のことしか見えずに視野が狭くなると、全体が見えずに、とても非効率なことをしてしまうことも出てきてしまいます。
わかりやすく例を挙げます。
私は学生時代に飲食店でバイトしていたのですが、日によってポジションが変わる仕組みで、ドリンクを作るポジションの話です。
どんどん注文が書かれた紙が機械から流れてくるのですが、忙しい時は30~40杯分くらい注文がたまります。
↓例えばこんな感じで
1.ウーロン茶 × 1
2.カシスオレンジ × 3
3.水 × 4
4.スプモーニ × 2
5.ソルティドッグ × 3
6.ウーロン茶 × 1
7.カシスオレンジ × 2
視野が狭く、経験が浅い子は正直に順番に上から作ります。
そして、7.の時に「あ、さっきのカシスオレンジのときに5杯つくればよかった」と気づき、成長していきます。
慣れてる人は、上記の注文を下記にように読み替えることができます。
ウーロン茶 × 2
カシスオレンジ × 5
…
これだけの例だとイメージ沸きにくいかもしれませんが、これが300杯、500杯となってくるとその早さの違いは歴然になります。
刃を研ぐ作業は期間やボリュームが大きいほど効いてくる
正直、きこりの例でいうと1本だけ切るなら、Bさんが研いでるうちにAさんが切り倒してしまう可能性もあります。
短期だけみると、刃をとがないほうが早いこともあります。
ただし、期間やボリュームが大きくなると、めちゃくちゃレバレッジがかかります。
飲食の例でいうと、営業時間に500杯注文があって、「遅い」というクレームなしに捌ける人もいれば、300杯の注文でも「遅い」とクレームラッシュになる人もいました。
では、長い人生という期間の中で「全体を見てゴールを見据え、日々刃を研いでいる人」と「目先のことをこなすことに精一杯で、その先が見えていない人」の差はどれくらいついてしまうのでしょうか。
と、ここまで書いて自分もしっかり刃をとがねばと再認識しました。
いつも通り殴り書きですみません。
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