毎日あるある探検隊!通学路の危険を回避せよ!【47日目】
小2の次男を迎えに行くのが日課です。
なぜなら、学校から自宅までの道のりがなかなかのデンジャラスゾーンなのだ。
バス通りを横断しなければならない上に、そのバス通りにはガードレールもないときている。
歩道は道幅100センチ、あるかないかといったところ。
(大人がすれ違うには少々狭い)
そんな危険な場所を、恐れを知らない小学生たちは全力で駆け抜けていく。
怖いもの知らずな彼らにとって、この道は毎日通る場所だし、さほど危険でもないと思っているのだろう。
でも……親としては心配なのだよ。
危険なのは、交通面だけではない。
通学路には、他にも危険が潜んでいる。
それが、これだ。
みなさま、この植物をご存知かしら?
【ナガミヒナゲシ】というケシ科の植物で、この時期は道端の花壇などに咲いていることが多い。
見た目は可愛い感じのお花なのですが、実は毒性のある植物なのだそう。
これを知って、小学生たち(特に我が家の次男)が大騒ぎ。
「毒があるんだよ!! これ!!」
毎日そばを通るたびに大騒ぎしております。
「おかーさん!! 早くスマホかして!! グルグルでけんさくするんだから!!」
「……Googleな」
スマホで写真を撮ると、その被写体を検索してくれる機能を知っている彼らは、毎日スマホで通学路の写真を撮っている。
ナガミヒナゲシのアカウントでも作ろうかって勢いで、写真がたまっていく。
そんな話題のナガミヒナゲシ。
もとは地中海沿岸地域に繁殖していた外来種なのだが、1961年に東京都で確認されてからどんどん繁殖しているらしい。
繁殖力の理由は2つ。
1つは異常なほどの種子の数だ。
株ひとつに16万粒ほどの種ができるらしい。
16万粒……。
えぇ……できすぎじゃない……
周りを見渡してみればナガミヒナゲシばかりになっているわが地域を見て、ため息をつく。
外来種の繁殖力って、本当にすごい。
もう1つは、他の植物を枯らす物質を出すらしい。
「アレロパシー」といって、ほかの植物の生育を阻害したり、害虫や動物を寄せ付けないようにしたりする性質なのだそう。
加えて、次男が騒いでいたように毒性もある。
アルカロイド性(植物によく含まれるものらしい。薬になることもある)の毒により、素手で触るとかぶれることもあるんですって。
見た目が可愛くても、毒がある。
だからうっかり触らないよう、気をつけなくてはならない。
参考はこちら。
【 ナガミヒナゲシに要注意!毒性や駆除方法について解説 】
とまあ、こんな感じで毎日デンジャラスゾーンをかいくぐる勇気ある探検隊のようなイメージで通学しております。
毎日いろいろあるけれど、元気に過ごしてくれたらいっか……。
仲良しのママ友と二人、遠く青い空に浮かぶ雲なんぞ眺めながらつぶやいております。
自己紹介はこちら。
今日の投稿は放課後ライティング倶楽部(AWC)の『66日ライティング✖️ランニング』のお題で書いております。
放課後ライティング倶楽部については、こちらをご覧くださいね。
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