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砂嵐、流れるテレビ、なに見える 時空の果てか、それとも未来 うるさいわ、コメンテーター 音しぼり キッチン向かう、朝は忙し 街中、響く歓声、点はいり みんな大好き、代表選 おおみそか 孤独のグルメ おなか鳴る 見終わり、そばをみなで食す 猫が見る。鳥がはばたく木から木へ つめが届かぬ、平らな画面
針合わす正確でない腕時計 ずれる時刻、生きた証か りんりんと鳴るよ目覚まし、起きられぬ 冬の寒さに布団、幸せ 入学祝い記念の腕時計 いまも大切、祖母の期待が Appleを腕にする価値、見えないか 体が見えて、健康となる スマートな時計をはずし自由得る 時に拘束されたくはない 宝石がまばゆく光る袖口に 傷つけぬかと心配しすぎ
ころんだり 歌を詠むのは、こんな時 いつもだけでは、おもしろもなく 感情 理解をできる。やさしきか 残る作品、書く歌人なり すぐれたる作家が記す文章 伝える気持ち 受けとるこころ 時超える手紙が届く 古典かな 人類知らぬ空気がありき 花びらが落ちて感じる変わること 次の季節の歌を詠もうかな
スカイライン。少年たちあこがれた その面影を追うのは楽し 豊かかな。シビック作る生活が それを目指して働いていた 家族での思い出残るエスティマ 三列シート、満員だった フェラーリ いつかは乗ると夢を見た 叶うと覚めた ここははじまり 部長になればクラウン、それ叶う 喜んだのは、僕よりも妻
フジカラー 粒子残る。おもしろき 残る思い出、アナログとなり ネガを見る。あの時、僕はなにを見た 現像をした、覚えなきなり 手動で焦点合わし。撮れたかな できあがり見て、にんまりとする リバーサルフィルムの色、現実か? 見えた景色は目よりあざやか 白黒の写真を見て思い出す あの時、僕は懸命だった
オスとメス それしかないと言う口は 理解してない多様性など 「おまえ負け」 それ言うやつの関心はそれしかなくて さらに価値なし 体験と経験だけが人育て 動かぬものは変わらぬまま 小手先でこねくり回す理屈なぞ 一晩持たぬわからぬ愚か 老いて知る。すべて手にすることできぬ それがわからぬ若さなり 思うことすべて意のままうごくだろ それが甘さと知らぬが子ども
肉を食べどんぶりご飯 太るよと言うが止まらぬ 彼が大好き スイーツが好きな彼女とデートす やれやれなのが笑顔に負ける 昭和な遊園地好き若い彼 私年上そこが新鮮 目指すもの違うとわかり別れたの いまならわかるあなたの悩みを もう二年 あなたはわたし忘れてね 忘れようとも思い出す彼
切れすぎて出世できぬおきてなり そんな企業、伸びるわけなし 呼びもせず捨てた人物、ライバルに だから、面接すればよかった 他人知り はじめてわかる己なり それができずにリーダーなれず 気ままだと生きるのつらい道がある そこへ向かうはおろかなことか 妻のため、それが生きがい、仕事する 否定はしない それだけなのか