7/4日記 シドバレットの「The Madcap Loughs」を聞いた

ここ最近、特に深刻に落ち込んでるわけではないけどなんとなく気持ちが盛り上がらない日々が続いている。

風呂に浸かりながら面白くもつまらなくもない本を読んでいたら、ふとアシッドフォークが聴きたくなり、シドバレットの「The Madcap Loughs」を聞いた。

気だるいのに暗いわけではない歌声の、ポップなのにどこかだらしなく、愛嬌のある曲は、平日の終盤の疲れた身体と頭に非常に心地よかった。

思えば、ここ最近はカッチリと作り込まれた歌モノポップスを聴く機会が多かった。それはそれで良いんだけど、情報量の多さとか、音の近さとかでかなり耳が疲れていた気もする。

そういう事もあって、シドバレットのベロベロな歌声が非常にありがたかったんだと思う。

「特に理由はないけど、なんか元気が出ない」みたいな日はキメキメのかっこいい曲を聞いてスカッとするより、こうやってダラっとシドバレットを聞き流すのが良いのかもしれない。

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