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学びの記録

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これまでに、通信で学んできたことについての覚書など。
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#絵画

<芸術研究学2> レポート課題2

<芸術研究学2>−2:課題:鑑賞した美術作品から作者の感覚や判断を推察する タイトル:フィリッポ・リッピ《聖母子と二人の天使》の観察と推測 作品情報 タイトル:《聖母子と二人の天使》 作者:フィリッポ・リッピ 1460—1465年頃   テンペラ、板絵 高さ95cm幅62cm  ヴァザーリの『芸術家列伝』に寄ればイタリア・フィレンツェ初期ルネサンスのフラ・フィリッポ・リッピの生涯は、幼少の頃、親戚に預けられ、その後、近隣のカルメル修道会に移り、数年後には修道士への道へ進む

芸術研究コース<芸術研究リサーチ>

 学習のねらい:卒業研究論文のための調査演習・資料を探して文献作成        (三年次に履修)  1.「テーマ選択について」  イタリア・ルネサンス初期に生き、主にフィレンツェで創作活動をしていた画僧フィリッポ・リッピを調査対象に選択した。本来ならば日本の画家や造形文化についての調査が国内においての資料集めには合致しているとも考えた。二十五年も前になる、論者が育児に疲弊していた三十代半ば、近隣の雑貨屋に絵葉書コーナーに印刷されていた一枚が、フィリッポ・リッピのおそらく

作品のスケッチとディスプリクションの演習

<芸術研究学2>−1 タイトル:『玉座の聖母子と二人の天使』 作者:フィリッポ・リッピ 1440年頃 テンペラ、金/板(板から移し替え) ディスクリプション: 初期ルネッサンスに、フィレンツェの画僧であったフィリッポ・リッピの1440年頃のテンペラ画作品、絵画のサイズは縦122.6センチ×横62.9センチの縦長で上部はアーチ型。  縦長上部アーチ型の画面の、絵画全体を埋めるように座する聖母子が中心に配置され、聖母子の後ろに大理石の玉座が聖母の身体に沿うように描かれている

実技科目<デッサンA>について

 デッサンは、武蔵美通信に入る前に、上野で一年ほど教室に通って、短大時代から何十年かぶりで石膏やら静物やらほぼ初めての裸婦とかを描いた。あるいはこの上野のデッサン教室が武蔵美通信で勉強し直すキッカケを生成してくれたような気がする。先生が武蔵美卒の方で、生徒を伸ばすのが素晴らしく美味かった。おかげで人生でやり残していた、苦手なデッサンをある程度までなんとかする、を達成できた気がした。もちろん、デッサンには終わりがないので完璧とは言えないけれども短大の頃よりはよくなった気がした。