マガジンのカバー画像

学びの記録

20
これまでに、通信で学んできたことについての覚書など。
運営しているクリエイター

#美術

実技課題<デッサン表現>

この課題は、実技で、決められたサイズで描いた作品をまとめて画集を作る。 作品のモチーフはなんでも良い。デッサンでも漫画のようなものでも、平面構成でも良い。結構自由である。なので、卒業するまでに枚数を描き溜めて編集して提出することも可能だと思われる。テーマと、タイトル、それぞれの絵についてのキャプション、創作後の所感レポートが求められる。 以下、所感レポートより テーマ:描きとめておきたいもの  タイトル:『C’est Moi』 わたし  自分の中で描いておきたかったもの

デザインとは何か? <デザイン論1>

学習のねらい:この課題は、デザインというものについて自分の考えをまとめてWEBでの小冊子を作ることによって、デザインとは何かを思考する。グラフィックデザイン、エディトリアルデザイン、プロダクトデザインなど、自分の興味のままにモチーフは選択できる。(WEB提出) 以下、レポートの一部に、三菱の電動鉛筆削りをあげた。 ● 使わなくなっても捨てられなかったもの――愛着とデザイン  長年自宅に持っていた工業製品をあげる。三菱の電動鉛筆削りである。現在、家族が主に使っているが、そ

実技科目<デッサンA>について

 デッサンは、武蔵美通信に入る前に、上野で一年ほど教室に通って、短大時代から何十年かぶりで石膏やら静物やらほぼ初めての裸婦とかを描いた。あるいはこの上野のデッサン教室が武蔵美通信で勉強し直すキッカケを生成してくれたような気がする。先生が武蔵美卒の方で、生徒を伸ばすのが素晴らしく美味かった。おかげで人生でやり残していた、苦手なデッサンをある程度までなんとかする、を達成できた気がした。もちろん、デッサンには終わりがないので完璧とは言えないけれども短大の頃よりはよくなった気がした。

学芸員って、何をするひとなのだろう?と思ったから

 人生のこれまでに、あちこちの美術館には行ったのに、そこで働いているらしい学芸員さんという専門職についてはほぼ知らなかったし、特に興味も無かった。  武蔵美の通信教育課程で学芸員の勉強をしてみようかと考えたのは二年前だった。学芸員の勉強、それは芸術文化学科というところで勉強できるらしかった。  武蔵美には卒業後も、サークルの人たちとの同窓会がてら、何度が芸祭の時に訪ねていたから校内の勝手もわかっている。スクーリングでまた食堂やパン屋さん(当時は無かったけど)に行けると楽し