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学びの記録

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これまでに、通信で学んできたことについての覚書など。
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2024年3月の記事一覧

イラストレーション 課題1 写真とイラストレーション

 芸術研究コースの二年目も、実技の科目も履修した。やはり楽しい。  このイラストレーションの課題では、テーマを決めるのが楽しかった。いただいた講評は、まずまずだったけれど、字の下手さを指摘されました。まさか、硬筆で段持っているとか言えない。もっと丁寧に字を書こう、、。  通学だったら、きっと隣の人の作品も拝めるのになー、他の学生さんの作品を見られたら結構面白いだろうなあと感じた課題だった。  (画像は一枚目の作品の一部)  ねらい*今までに撮影した写真の中から選んで、レイア

学芸員って、何をするひとなのだろう?と思ったから

 人生のこれまでに、あちこちの美術館には行ったのに、そこで働いているらしい学芸員さんという専門職についてはほぼ知らなかったし、特に興味も無かった。  武蔵美の通信教育課程で学芸員の勉強をしてみようかと考えたのは二年前だった。学芸員の勉強、それは芸術文化学科というところで勉強できるらしかった。  武蔵美には卒業後も、サークルの人たちとの同窓会がてら、何度が芸祭の時に訪ねていたから校内の勝手もわかっている。スクーリングでまた食堂やパン屋さん(当時は無かったけど)に行けると楽し

通信の文学部では、何をしていたのだろう

「通信で勉強している」と誰かに話した時、「通信制の大学って、どうやって勉強するの?」とよく訊ねられた。  基本、家でこつこつだった。テキストを読んで、参考資料を図書館で探し、またそれらを読んでまとめ、レポートに書いて、出して、定期的に試験を受けにキャンパスに行く、だった。孤独といえば孤独で、でも孤独と向き合って黙々と勉強するのは割りと好きだった。通信学生に限らず、通学生だって、おそらく勉強する時に一人黙々と自分の課題に向き合っているはずで、きっと勉強するとはそもそもそういうも

通信教育課程で学んだ思い出たち

 ムサビ通信で学生になってから、とりわけ初めて取り組む科目では、先輩方の日記を参考にさせていただいた。ありがとうございました。二度目の通信教育課程を終えようとして、パソコンの中身を整頓していたら、十年ほど前の、慶應通信文学部で学生をしていた時の懐かしいファイルが出て来た。当時、Yahoo!ブログという場所があって、何をどこまで勉強したか、科目試験を受けたとか、結果はどうだったとかを日々日記に付けていたのだった。ムサビ通信の学生の間も日記をつけようとここを作ったのだけれど、あれ

美術館には入らない

 あなたが、パリに行ってルーヴル美術館に入ろうとしたとしよう。  広場まで行ってみたら、かなりのお客が並んでいるので閉口した。待ち時間はだいぶ長そうである。出直して明日に備えようかな、予定が狂ってしまったな、とか考えたりするかもしれない。そこでお勧めするのは、入館しないで鑑賞する方法である。いや、別に違法な鑑賞をお勧めしているわけじゃない。けれども、ルーヴル美術館は入館せずに、外からでも十分に楽しめるのである。  2017年のことだ。  その夏、思いもかけずパリに三週間ほど