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彼岸花❤️にまつわるひとりごと

秋🍂お彼岸(秋分の日)の頃に咲く、彼岸花…

昨今は、色んな色の彼岸花も見かけるようになって来ましたが、子どもの頃から馴染みのあるのは、田んぼのあぜ道に咲いている真っ赤な彼岸花…❤️❤️❤️

花が咲き終わるまで葉が伸びて来ない彼岸花は、茎が一気に、にょき〜とのびて開花する為、咲くまでは、あなたは一体?どこにいらしたの?といった具合ですが、真っ赤に群れて、あちこちに群生する姿を見せ始めてくれだすと、秋の訪れを感じますよね🍂

そう思うと、ちょっと特殊な不思議な花…花が咲いて落ちた、その後からスイセンの葉っぱに似た葉っぱが、たくさん伸びてきますね…

彼岸花の球根には毒があるため、農作物にネズミやモグラを寄せ付けないようにする為、植えられてきたようなのですが、毒を持つことから、いくつもマイナスの迷信があって、恐ろしい花のイメージも持たれて来た花でもありますよね

別名は、曼珠沙華(まんじゅさげ)…魂が、彼岸(あの世)と此岸(この世)を行き来するお彼岸の頃に咲くため彼岸花と呼ばれることもあり、別名はきっと仏教用語だろう…と思っていました。この間調べたら、やはりマンジュサゲというのはサンスクリット語で、「彼岸花をみると、良いことが起こる前ぶれ…」という、迷信とは、反対のイメージで驚きました!

彼岸花に、ちょっとした思い出がありまして…

年末に、祖母の家で、みんなで年越しをしようと田舎に帰省していて、大そうじを手伝いました…田舎の御屋敷は広くて立派なのですが、やっぱり寒いんですね〜、雪が降ろうかという寒さの日、一生懸命、だだっ広い玄関や廊下の床磨きをして、しかもバケツには、お湯でなく水を使って雑巾を絞って、手をかじかませながら、冷たい冷たい❄️寒い寒い❄️と手伝ったんですね…そしたら、案の定!31日の夜中に、40度近い熱を出して、お医者も空いてないし、薬もない状態…水まくらとかをするんですけど、頭がガンガンして、震が止まらなくって辛くて辛くて💦すると、祖母が「確か!あの辺りに彼岸花が咲いてたから…」と言って、雨☔️がザーザー降りしきる中、傘をさして懐中電灯を持って、彼岸花の球根を掘って来てくれて、それを擦り潰して、湿布を作り、足の裏に貼ってくれたんです…そしたら、あら?どうでしょう!スーッと、頭の痛みが引いて、どんどん解熱していくのがわかりましたwヽ(´▽`)/未だに、あの時の急に楽になっていった感覚を覚えています☺️

そして、月日は流れ…我が子が小学生の頃に、今度は我が子が、お医者が空いてないお休みの夜中に、同じようなハデな熱を出しました…そして、その時のことを思い出し、わたしも、「確か!あの辺りに彼岸花が咲いてたから…」と、これまた、雨☔️がザーザーと降っている日でしたw。祖母と同じように傘を差し☂️、懐中電気を持ち、球根を掘りに行きました。そして、湿布を作って足の裏に貼ってやり、それがとーってもよく効いて、朝には、お熱がすっかり下がりました!

こうして、祖母からの伝承で、家庭の医学の助けにはなってくれた彼岸花の球根ですが、もちろん!毒を持つため、食用は厳禁です!!

けれど、彼岸の頃に咲く真っ赤な彼岸花を見ると、祖母が施してくれたお手当を思い出し、今は亡き祖母が恋しくなります😌…あの世でどうしてるのかなぁ…お彼岸だから、今は近くに来てくれているかしら…などと思ながら❤️

彼岸花も、そろそろ咲き終わりですね…咲き終わりの頃には、今度は、金木犀🌼の香りが漂ってくる今日この頃…自分の中では、お誕生日が近いので、また一つ歳を取ってしまう合図でもあるのですが、日本に生まれて、日本人でよかったな〜☺️なんて思える今日この頃です🍀

どうぞ皆さまも、素敵な秋ライフ、秋の夜長をお過ごしになってくださいね🍁🍂