インターネットがあって良かった〜フラメンコ歌手マリナ・エレディア(Marina Heredia)の巻
「インターネットがあって良かったなぁ」
と、思うことありません?
特に、わたくし昭和40年生まれで、インターネット以前というか、パソコンが社会に広く普及する以前の世界を知っているためかもしれません。
たとえば、昔、もう10年くらい前ですかね、NHK・BSの再放送『Amazing Voice 驚異の歌声』で、マリナ・エレディアというフラメンコ歌手を知りました。
これが、良いのね。
フラメンコ歌手の特徴なんでしょうが、小節(こぶし)を回し続けながらメロディが作られていきます。
そうすると、スローな曲を歌っていても、激しい情熱に突き上げられているような、独特の感覚がもたらされます。
なんか、もーね、闘ってるようなんですね。歌ってる姿が。
圧倒されました。
同時に、マリナ・エレディア、普段の声は豊かな低めで、濃い顔の黒髪美人で、体もデッカくて実在感満載、と。
大好きです。
日本にはなかなかいないタイプです。
というわけで情報を探したんですが、日本語だとぜんぜん情報がありませんでした。2013年くらいですかね、当時は。CDも売ってません。
こんな時、
「インターネットがあって良かったなぁ」
と、思います。
さっそく「Marina Heredia」で検索してみると、色んな情報が出てきます。Youtubeの公式チャンネルはあるし、Facebookの公式チャンネルもあるし、公式ホームページも見つかります。
でもね、何言ってるのかまるでわかりません(T﹏T)
スペイン語(T﹏T)
英語だと何となくわかるし、自動翻訳使えばある程度の見当がつきますが、スペイン語とかグルジア語とかに出会っちゃうと、まるでわかんなかったですね。当時は自動翻訳の環境が貧弱だったので。
ただ、ま、音楽は国境を超えます。
itunesから購入できるアルバムが一つありましたのでさっそく購入し、聞きまくりました。いまやCDも買えるし、Amazon Music Unlimitedでも聞くことができます。
デビュー・ソロ・アルバムだそうで、スペインで数十万枚を売り上げたそうです。
ご本人は、あんまり納得してないようでした。NHK・BSの番組では。
「若い頃の過ちだわ」
みたいな感じで。
が、かなりポップな仕上がりで、とても良かったです。ポップとフラメンコで別の世界に連れて行ってもらえる感じ。
そのうち、アルバムがもう一つ発売されてました。
これは、もー、こってりフラメンコで、っつっても、他のフラメンコ歌手を聴いたことがないので、あんまり自信もって言えませんが(笑)、こってりフラメンコ歌唱を楽しめます。
以上、「インターネットがあって良かった〜フラメンコ歌手マリナ・エレディア(Marina Heredia)の巻」でした。次の巻はないけど。