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花火を見に行ってきました(7月の活動報告)

花火大会に行ってきました。

花火大会にいくのは数年ぶりだった。コロナ禍でしばらく開催していなかったせいか、花火大会はすごい人手で、別においしくない屋台にも長蛇の列ができていた。日が落ちても暑い中で、これは来年は来なくていいかも‥とこっそり思っていた。

でも、花火が始まるとその気持ちはふっとんでしまった。

子どもの頃、打ち上げ花火というのはアパートの部屋から遠くに上がるところを眺めるもので、それはそれできれいだったのだけど、近くで見ると音と大きさと迫力がぜんぜん違うのだった。

遠くから見ると「丸」に見える花火は、近くで見るとじつは「球」の形をしていることがわかる。花火の先の火の粉が、ぱちぱちと色を変えて頭の上に迫ってくる。遅れて、どーん、という体に響く音がする。

あまり前情報もなく見に行った花火大会は、思った以上に花火がたくさん上がって豪華絢爛だった。
ああ、この日のために、時間と技術を使って準備した花火職人がたくさんいるんだな、と思った。一瞬で消えてしまう花火がこんなにきれいなのは、その時間と技術のおかげなのだ。

そして、そうやってものづくりの素晴らしさに想いを馳せている一方で、気になるのは「この花火大会、いったいいくらかかっているんだ」ということだった。一発で消えてしまう花火にこれだけ手間がかかっている、こんなにたくさんの花火を上げているってことは‥。
子どものように花火の美しさに感動しながら、一緒に行った夫と楽しくお金の話をした。これは大人ならではの花火の見方かもしれない。

遅くなりましたが、7月の活動報告です!

新しく公開になったお仕事について

「ニルヴァーにゃんこ」のプロジェクトがついに公開になりました!

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