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ごあいさつと、夢のこと。

2022年になりましたね。

少し記事を書くのをお休みしていました。それでも、noteの皆様の記事を拝見しては、その優しさや温かさ、心に灯す小さな希望たちに癒やされていました。

訪れてくださった方、スキやフォロー、コメントをくださった方、本当に、本当にありがとうございました。

          ◇

また、体調を気遣ってくださって、温かい心を向けてくださいました皆様も、本当に本当にありがとうございました。

治療方法も見つかってきて(主には自律神経の不調でした)少しずつ、回復を続けています。数100mくらいなら、走れるようにもなってきました。とても嬉しく思っています。

ここまで回復できたこと、皆様の優しい応援のおかげです。温かい声をかけてくださる皆様と出会えたこと、今も奇跡のように思えます。いただく一言、一言に、どれだけ今日を生きる力をもらってきたでしょうか。
言葉では言い尽くせない感謝の気持ちを、この場を借りて、お伝えしたいと思います。

          ◇

本の中から、

‘’絶望は希望と同じく虚妄に等しい‘’

そんな言葉を見つけ、

「そうか。絶望も希望も嘘と言うなら、
 希望という嘘を自分につき続けて生きよう」

迷わずそう思った日のことを思い出しました。
深い絶望の中にいた、10代の頃のことです。

どんな言葉も、言葉にならない多くのものを抱え、その‘’届かないもの‘’に一歩でも二歩でも近づきたくて、人は言葉を発するのだと思います。

だから、ともすると、言葉は発した瞬間から、現実とは違ったものになっていく。

それでも希望を持ち、それを言葉にして
ギュッと胸に抱き続け、
いつしか、自分にとっての真実にする。

そんなことを繰り返し繰り返し、挑戦し続けている。

それが、人間が積み重ねてきた歴史なのではないかと、感じています。

1963年、人種差別による偏見や暴力の嵐が吹き荒れるアメリカで、マーティン・ルーサー・キング牧師は演説を行い、夢について語りました。

私には夢がある。いつの日か、ジョージア州の赤土の丘で、かつての奴隷の子孫たちとかつての奴隷所有者の子孫たちが、兄弟の間柄として同じテーブルにつくという夢が。
           *

私には夢がある。いつの日か、私の4人の幼い子どもたちが、肌の色ではなく、人格によって評価される国で暮らすという夢が。

私には夢がある。(―中略―)いつの日かアラバマでさえも、黒人の少年少女が白人の少年少女と兄弟姉妹として手を取り合うようになるという夢が。

今日、私には夢がある!

        (キング牧師の演説 一部抜粋)


彼の夢は、多くの人の心を揺さぶり、
現実を変える力となりました。

1月の第3月曜日は、アメリカでは
マーティン・ルーサー・キング牧師の日として、
祝日となっているそうです。

人は夢を見て、夢を受け継ぎ、
次の時代を確実に明るくしてきた。

その原動力は、

人の、心ではないでしょうか。

誰もが持つ、かけがえのない宝もの。

からだと同じく、心も、向き合うことがとても大切なものだと思います。

向き合って、手入れして、キズも歪みも受け入れていく。

そして、夢の種を蒔く。どんなに小さくとも。

そして枝が伸び、花開いていくのを楽しんでいく。

そんな日々を過ごせたらと思います。

心を、大切な未来のために使いたい。

そう思いながら、また一年、
歩んでいこうと思います。

         *

昨年はとてもとてもお世話になりました。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

皆様の心が彩りと輝きに満ちていく
素敵な一年でありますように。

かけがえのない今日と、また来る明日が
光を感じられる日々となりますように。

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