2022.11.20 柳家小平太独演会@らくごカフェ
本日の演目※敬称略
締め込み 質屋庫 仲入 淀五郎
柳家小平太
諸事情により、久しぶりのらくごカフェでの小平太師匠。あの日も雨？台風接近中に駆けつけたました。※詳細は別枠にてまた
先週黒門亭で拝聴＋いろいろあり… 来週水戸で一門会だし、もうウジウジしたくない。
本当に急遽参戦を決めました。
先週来たばかりなのに、めちゃくちゃ緊張。
一門十八番《締め込み》小平太師匠では初。
小平太師匠の女性。好き。仕草や目線が本当に柔らかい。声色な訳じゃないのに、女性。
優しい女将さん。一門皆様共通の《はばかりさま》がたまらなく好き。にまにまが止まらない。ネタ下ろしは《質屋庫》小平太師匠のネタ下ろしほどクオリティの高い噺はない。澱みなく、一定のリズムでトントン。なので擦れっ枯らしの悪い癖。期待値ハードルを勝手に高くしてしまう。でも毎回軽く超えてくださる。力技なんかじゃない。そもそも座布団からはみ出すイメージはなし。穏やかにいつでもニコニコしかほどんど拝見しない。サラッと演って、下りる背中がかっけーのなんの (〃∇〃)
仲入後は、二択演目決め。黒紋付姿。今回は【中村仲蔵】か【淀五郎】迷わず【淀五郎】に挙手🙋 黒紋付の時点で自分的にもう💯以上。もう満腹なのに、大好きなデザートを出された。はぁぁぁ 至福だ。何度も何度も空気が止まる。空調の音すら聞こえない。小平太師匠の目線だけで拡がる空間。天才とか逸材とかじゃない。小平太師匠は努力をたくさんして、そのひとつ、ひとつを大切に、大切にされている方。さん喬一門は層が厚すぎ。
同じ色が一色もない。混ざり合わないけど、共鳴して、高見を皆様で歩かれてる。静も動も手抜きなし。
今日が雨でよかった。全部流してしまえた。
それでいい。考えるより、感じろです。