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2023.7.22 第534回 7月花形演芸会@国立演芸場

本日の演目※敬称略 
狸札        春風亭いっ休
千早ふる       桂竹千代
ヴォードヴィル       上の助空五郎
禁酒番屋       柳亭明楽
幾代餅        柳家㐂三郎
仲入り
伊達政宗堪忍袋    宝井琴鶴
紙切り      林家二楽
お題✄①花魁(幾代太夫/高尾太夫)
②二刀流(宮本武蔵と大谷翔平)
二楽劇場(明日があるさ/涙そうそう)
いまじん     瀧川鯉八
お囃子      成田みち子

春風亭いっ休さん筆
字体、バランス、根多帖のお手本 👏👏👏👏👏

六上以来の国立演芸場。昨年の花形のチケット争奪戦がウソの様です。やっとあのわちゃわちゃから開放されたのに、重なる日は、落語会開催ってほぼ重なります。時間帯丸被り状態 (-_-;)  身体が3つ欲しい日。ギリギリまで悩んで、悩んで…決められません (-_-;)   苦行か試練なのか? どうしたらいいんだ!? たまたま夜席の代演お出番を発見👀して、ようやく前日にチケット🎟を購入。
疎らな客席。密集するエリアとガラガラエリアが点在。相変わらず前方エリアは人気。
真打昇進興行以来の 幾代餅  まっつぐな清蔵さん。まっつぐな目がきさっぺとリンクしてしまう。変化球や余計なクスグリを入れたりもしない。さん喬師匠口伝の 幾代餅 のまんま。すっごく丁寧にこの噺を大切にしているが溢れてる。暴れるとか元気いっぱいなイメージな㐂三郎師匠ですが、清蔵さんの純粋さ、幾代太夫の優しさをまんま体感させて貰える話力がストレート過ぎて、涙が止まらなくなる。止めてよ。今日は笑い飢餓を補給しに来たのに。久しぶりに逢えた清蔵さんの優しいさは全く変わっていませんでした。本日の手拭いは柳亭左龍師匠のでした。
本日は《ゲスト枠》な林家二楽師匠。通常の✄試しからのリクエスト×2  からのまさかまさか《二楽劇場》が始まった。八楽さんのは拝見してるんだけど、二楽師匠のをちゃんと拝見するのは、初めて。「明日があるさ」をBGMに次々にOHPに広がる二楽ワールドは普段定席で拝見するのとは、全くの別物。圧巻とか想像以上なんてレベルなんかじゃない。紙切りの概念が変わります。✄と紙でこんなに凄い世界観を現すことが出来るって、めちゃくちゃ凄い。そしてアンコールに応えて「涙そうそう」をBGMにまた別の二楽ワールドが惜しげもなく…木戸銭以上。ってか《ゲスト枠》の別料金発生させてください👛 申し訳がないです。あの木戸銭でこんなに凄いの見られちゃうって。仲入り後に何人か帰ってしまったけど…勿体。あんな凄いの見ずに帰ったのは、絶対後悔しますよ。《二楽劇場》チャンスあったらぜし!見たほうがいいですよ!
本日は、㐂三郎師匠と二楽師匠でパンパンに大満足してしまった+他の演者皆様を全く存じ上げないので記するのを控えます。ただヴォードヴィルの上の助空五郎さんは、凄かったです。色物さん枠になるのかな?? 定席じゃほとんど拝見することがないジャンルの演者さんだったのでめちゃくちゃ貴重でした👏👏👏 

タイムスケジュールだと紙切り15分ですが
多分もっと長いです
 だから?鯉八師匠
駆け足気味だったんだ (・・;)

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