胃カメラ体験記【人生初!ガクガクブルブル】

胃カメラ受けた方がいいのなと思いつつ、怖かったので「来週までに治らなかったら…」とズルズル引き伸ばしてたら、ついに一カ月半も経過してしまっていた。
流石にこれはマズいのでは・・・と思い、昨日思い切って胃カメラ受けてきた!
家出る前には遺書まで書いてしまった(;・∀・)
というのも、兎も角検査の前に書かされる同意書の内容が怖すぎて・・・。三種類くらい、死ぬ方法が書いてある。
いわく「内臓破れるかもしれません、その時は緊急手術です」「鎮静剤で永眠するかもしれません」云々かんぬん・・・。
もちろん確率は相当低いが、これに「了承しました」とサインをしなければいけないのだ。
サインできるか??これがもし、賃貸契約書だったら??
「この部屋に住んだら、内臓やぶれるかもしれません。確率は相当低いですけどね」
とか書いてある契約書だったら、絶対にサインしたくない!!!
サインしちゃいけないやつだ!
・・・と狼狽して、実際、一回目に「胃カメラ受けるぞ」と決心したときは、この文書の内容にガクガクブルブルして、「やっぱりもうちょっと考えさせてください」とやめたくらいだった・・。
先生は非常に可愛らしい女性(外見も喋り方も可愛い)でおもわず、彼女の魅力につられ「この人になら胃カメラされてもいいかも💛」と思いかけたのだが、やはり無理だった。
(ぜったい、先生目当てで通ってる男性陣がいると予測・・w)
でもそれから一週間しても治らず、10月中旬から先行きの見えなさからメンタルうっすら崩壊状態になっていたので、再度先生に相談。
すると、一番懸念してた胃の動きをとめる薬剤の筋肉注射は、しなくても胃カメラ出来ると聞いて、ついに決断したのだった。。
結果、思ってたよりもずいぶんと楽だった。
まず、点滴の針を手首の下あたりに差す。痛くないのでOK。
さらに、甘ったるくてどろっとした液体を飲む(胃を綺麗にする薬らしい)。これもOK。
それから、麻酔のゼリーを喉に五分くらいためておく。
五分したら呑み込むのだけど、めちゃくちゃ不味い。
この時点で、えづく。
とはいえ、不味いという感覚はそれほど苦痛ではないので大丈夫。
そして処置室にうつり、左を下にして台に横になると、さらに先生がスプレーで喉の奥に麻酔をかける。
すんごく苦い。セメダインを呑み込むようで、吐きそうだが苦痛はない。
それからいよいよ胃カメラなのだけど、さっきから刺さりっぱなしの点滴から、眠たくなる薬を注入。
すぐに「ぼーっとしてきましたか?」と声をかけられ、目の前がなにやら二重にぼわぼわーっとしてくる。
それで「なんかぼんやりしてきました・・・」と答えたとこで、意識が途切れた。
次に気付いたら「検査終わりましたよ」と声をかけられ、休憩室に移動するとこだった。。。
ほんとにまったく意識が飛んだ。すごい効き目。
眠っていたのともまた違うようで、後から先生に聞いたら「検査中、ずっとモニタ画面をご覧になってましたよー」とのこと。
目は開いてたらしい。
まっったく記憶がない。
アルコールに泥酔して意識が飛ぶときに近いのだろうか。
目が開いてたってときは、その時は意識があったけれど、事後に忘れ去ってるのか、それとも意識がない状態で起きてた(??)のか、一体その意識がない状態で起きてた私は誰だったのか??となにやら不思議になる。。
その後一時間ほどベッドで休憩。
なので鎮静剤使うと、思っていたよりも、はるかに楽な検査だった・・・。
で、検査結果はまさかの「まったく異常なし」であった。
よかったーーー。
所見がなくて胃痛など起こるのは「機能性ディスペプシア」というらしい。
それにしても、体感は「潰瘍できてる」というものでしかなかったので、びっくりした。
ひどい時には、徒歩1分のコンビニに行くのすら、内臓がひねられる感じやらピリピリ感があったのに・・・。
狐につままれたような気分。
でもよかった。。
ほんとに、もう老い先短いのかという思いがよぎること何度もあったので・・。
しかし、今回の件で、もう老後のことなど考えても仕方ないなと思った。やりたいことやって生きようと、ますます思ってしまった。
生きてるうちに、体が動くうちに、好きなことやって暮らすのが一番ですなと。

#胃カメラ #機能性ディスペプシア  

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