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🍅地域×農×デザイナーの独り言

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農業と地域のブランディングデザイナーが、日常の中で感じたことをまとめています。
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#循環型社会

【地域と農】デザインで重視していること

こんにちは、地域と農のブランディングデザイナーコトリコの江藤です。 今回は「デザインで重視してること」についてお話します。 「デザイナーってこんなこと考えてつくってるのかぁ」と少しでも感じていただけたら幸いです。 デザインで重視していること、最近はこんな感じです。 これらでクライアント様の価値や売上の向上に貢献できると信じて制作しています。 1.目の前の方々の仕事の可能性をより広げられるかデザインをきっかけに、 その方が新しく一歩踏み出される姿をたくさん見てきました。

日本でも使われ始めた「カポック」【ファッション×第一次産業】

「カポック」という素材、皆さまは知っていますか? 木の実由来の新素材と言われています。 これをブランドの柱として展開しているアパレル企業さんがあります。 KAPOK KNOT(カポック ノット) 二階堂ふみさんのこの広告に出会ったことはありませんか。 私は度々、SNSやニュースで目にしていました。 KAPOK KNOTは、 創業75年のアパレルメーカー双葉商事株式会社(東村山市)の 4代目である深井喜翔さんが立ち上げたブランドです。 アパレル業界の大量生産大量廃棄を課

医療から生まれた、土に還る1枚【ファッション×第一次産業】takes.

竹100%でできた「TAKEFU(竹布)」という素材があります。 「TAKEFU」は、医療用ガーゼのために開発されたナファ生活研究所さんの竹でできた繊維です。 竹は抗菌作用などがあるとして、昔から日常の食などあらゆる場面で活用されてきました。これをTシャツに落とし込んだブランドがあります。 それが、「takes.」です。 takes.(テイクス)「竹を使った素材で人々を健康に」 という想いから生まれたブランドさんです。 製法や販売の一連全てが ”人の健康と地球の環境のた

”実は、革製品ってサステナブル”【ファッション×第一次産業】

「革製品はのためだけに、動物の命をいただくことはありません」 この言葉は、日本皮革産業連合会(JLIA)が発行する「Thinking Leather Action(TLA)」事業のパンフレットで掲げている言葉です。 「動物からいただく命は、余すところなく活用」されるそうです。 2022年に大きな話題となり世界的賞も受賞した篠原ともえさんの「ザ・レザー・スクラップ・キモノ」。この作品も展示された、東京レザーフェアからこのパンフレットは届きました。 私はもともと革製品が好き