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vol.11 大学院試験は併願するの??

こんにちは!コタです!

今日は大学院試験の受験スタイルについてお話ししていこうと思います!(今回は他大学院進学希望者向けに書いています。)


1. 大学院試験の種類

大学院試験は大まかに言えば、

学部時代に好成績を取っていて面接などの試験だけで早めに合格が決定する推薦受験(東工大ではA日程)

推薦受験よりも後日に筆答試験を経て合否が確定する一般受験(東工大ではB日程)

の2種類のスタイルがあります。

推薦受験は条件をクリアした限られた人のみが受験できるので大半の人が一般受験になるかと思います。


2. 各受験スタイルのメリット・デメリット

先ほど掲げた2種類の受験スタイルですがそれぞれメリット、デメリットが存在します。

果たして、それは何でしょうか???


まずは推薦受験から!

推薦受験のメリットとしては早くから合格が決定するため、精神的に楽で、研究にたっぷり時間を割けるといったところですね。

また、推薦受験は学部時代の成績が優れていた学生が受験できるのでそれに伴って院進学後は授業料免除などの待遇を受けることができる学校が多いです。


デメリットとしては合格した場合、必ずそこへ進学しなければいけないので他大学院を受験できなくなります。

ここ、かなり重要です。
自大学院と他大学院を併願する人の中で、自大学院の推薦受験の条件をクリアしている人は自大学院と他大学院の一般受験をするしかないです

あとは、落ちたら一般受験勢と勉強のスタートが遅れるといった感じですね。
ですが推薦受験は余程のことがない限り落ちないのと、推薦受験だからといって気を抜かず勉強していれば余裕でクリアできるデメリットです。


次に一般受験!

一般受験のメリットは試験の日程が合わなければ何校でも受験できるということです。

あとは勉強しているうちに様々な知識を得られ、研究への土台がいつの間にかできています。ここで学んだことが将来の研究で全て繋がってきますのでとても良いメリットだと思います。


デメリットとしては卒論研究と並行して受験勉強をしなければいけないため、多忙な日々でした。
僕の場合、研究のスキマ時間とコアタイム後は図書館に籠って勉強を進めていました。

次に全部落ちたら悲惨ということです、、
落ちた場合、次年度の受験の為に卒業後は研究生として研究室に在籍するか、就職活動をするかになります。

次にメリットでも取り上げましたが、何校でも受験できるということは受験の費用が嵩むということです。
受験料はほとんどの学校が30,000円ですので2校受験するだけでも痛いです。
それに伴い、各学校用の対策をしなければいけません。
二兎を追う者は一兎をも得ずになってしまっては元も子もありません。受験校を増やすことは良いと思いますがバランスを考えましょう。


3. 僕の受験事情

僕は東工大の環境でしか学べないことがあったので受験校は東工大の一校のみ。

僕は学部時代、特に成績が優秀というわけでもなかったのでどうせB日程だろうと思い、初めから東工大の筆答試験のみに勉強をフォーカスしました。

そこまでしても東工大に落ちたら2月に自大学院の2回目の試験があったので受験すればいいや〜と思っていました。(もちろん教授には嫌な顔をされましたが、笑)

結果、合格できたので良かったです。

効率的といえば効率的ですが、かなり無謀でしたね。笑



いかがでしたか?

大学院試験は大学受験のように複数校受験できますがその分負担は大きくなるのでそれぞれ自分にあった戦略を立ててください。

リスクを取らなければリターンはありません。自分の人生に関わることなのでビビるかもしれませんが挑戦する姿勢で自分の将来を切り開いてください!


ではでは👋

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