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vol.3 東工大 生命理工学院 院試の傾向

こんにちは!コタです!
今日は生命理工学院の院試の傾向について話していきたいと思います!

東工大 生命理工学院の院試は500点満点です。
そのうち100点がTOEIC、残りの400点が筆答試験となっております。
筆答試験は大問が8つあり、その中から4つを答えていくスタイルとなります。


H28年度から30年度までの傾向としては大問①から④までは分子生物学、生化学などですが、大問⑤から⑧までは有機化学などでした。

僕は高校から生物が得意だったので、大問1から4を解きました。(なので今回紹介する傾向は大問1から4を受験する人用です。)

ですが、R1年度ではガラッと変わり、代謝やセントラルドグマなどの問題は激減し、代わりに系統樹や高校生物のセンター試験のような問題が出題されました。

僕はR1年度を受験したのですが、問題傾向が変わりすぎて相当焦りました。笑

以下、H28〜30年度の大問①〜④を基に傾向を書いて行きます。

まず、必ず覚えていくべき事は代謝です。
代謝は解糖系からTCA回路、電子伝達系、糖新生、尿素回路、プリンピリミジン合成(分解)経路、脂肪酸合成経路、β酸化経路、アミノ酸の合成(分解)、デオキシリボヌクレオチドの合成、ペントースリン酸経路、ケトン体の合成などを中心に覚えました。

次に、実験の原理です。
これは、クロマトグラフィーで何故タンパク質を分離できるのか?
電気泳動はいくつ種類があり、どの様な原理で泳動できるのか?
核磁気共鳴法(NMR)とは何か?
ウエスタンブロット、サザンブロットの違い
PCR法の原理、塩基配列決定法などを覚えました。

次に、大雑把に言って分子生物学です。
これは、セントラルドグマ、細胞内のシグナル伝達、細胞周期、細胞膜の構造と輸送、細胞骨格、CRISPRやES細胞、iPS細胞など、他にもありますがかなりボリューミーな内容となっています。


いかがだったでしょうか?

これらのことを全部覚えるとなるとかなーりボリューミーで骨が折れます。笑
その中で試験に出るのは極少数ですが、深い知識を要求される問題もあるので細かく覚えていきましょう。
また次回の記事で勉強法、使用した参考書など説明していこうと思います。

ではでは👋


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