頑張っているのに評価されない?職場で一目置かれる存在になる方程式
現在の会社で成果を出して収入を増やしたり、昇進するにはどうしたらよいか?
答えはモチベーションを高く保つこと。
そんなこと?と思われるかもしれません。
そんなこと?と思うから多くの人が見過ごしてしまい、社内政治やスキルアップと称した勉強に多くの時間を割いて疲弊してしまう。
この記事を読んでくださったあなたにモチベーションと仕事の成果の関係についてこっそりお伝えします。
1.仕事のパフォーマンスを高める方程式
仕事において、個人のパフォーマンスは「モチベーション×能力」で表すことができます。
「個人のパフォーマンス = モチベーション × 能力」
モチベーションが高ければ能力は職場での実践・周囲からの支援・トレーニングで伸ばしていくことができます。
例えばあなたのやる気が高いときって、学ぶことにも前向きですし、積極的に行動も起こしますよね?
学んだことを職場で実践し、前向きなあなたに周囲も協力をしてくれる、それが成果につながり、あなたのモチベーションは更に高まっていく。そんな姿を見た上司や同僚から一目を置かれる存在になる、という良いスパイラルが生まれます。
反対にモチベーションが低ければやる気が起こらず、上司から言われたことを粛々とこなすだけ。 正確にこなせていればよいですが、モチベーション低いときって注意力散漫になりがちなので些細な凡ミスも起こしがち。
上司からの評価が下がって、モチベーションもよりダウン、、、という負のスパイラルに陥ってしまいます。
いかにモチベーションが重要か、お分かりいただけましたでしょうか?
まずは「個人のパフォーマンス = モチベーション × 能力」という方程式を覚えてください。
2.モチベーションを高める要因は人それぞれ
少し前の資料ですが、リクルートキャリアが出している「働く喜び調査」で「働く喜びは必要だと思う」と答えた人が78.6%いたのにたいし、「この1年、働く喜びを感じていた」は36.1%と半分ほどの数値になっています。
「働く喜びを感じている=モチベーションが高い状態」と仮定すると、モチベーションが高い人は10人中3人前後。
いかに少ないかお分かりいただけると思います。
モチベーション高く、やる気にみなぎっているだけで職場では目立つ存在になるのです。
では、モチベーションを高めるにはどうしたらよいでしょうか?
何がモチベーションに影響しているのでしょうか?
それを解説しているのがモチベーション理論と呼ばれる理論で諸説あるのですがその一説で下記のような目標設定・周囲のサポートがあればモチベーションが高まると言われています。
・ある程度の難易度がある目標
・目標の具体性
・目標設定への参加または受容の度合い
・目標達成プロセスにおけるフィードバック
なので、会社で上司と目標設定する際に上記を意識してください。
と言いたいところですが、多くの場合、会社の目標設定は形骸化しているケースがありますよね。部下とちゃんと向き合ってくれる上司も少ない。
もしあなたが会社や上司から言われた目標を淡々と目指すだけになっている場合一度立ち止まって、あなた独自のキャリアビジョンを考えることをお勧めします。
3.キャリアビジョンは「自分はこうありたい」という未来像
よくキャリアビジョンって耳にする方もいると思うのですが、そもそも何なんでしょう?目標や目的とどう違うのでしょう?
キャリアビジョン:ありたい未来像。未来の映像。一場面。
目的:成し遂げようとする事柄。
目標:目的を達成するために設けた指標。
キャリアビジョンは目的を達成したときに、こんな自分になっていたい、こうありたい、という姿を描いたもの、と言えると思います。
これを描いてみましょう。
このキャリアビジョンに近づくために、現在の仕事で自分は何を達成するのか、そのために何を目標とするのか、を考えていきましょう。
そして現在の職務とリンクするところを目標設定に盛り込むと自分にとって意義のある目標を作ることができます。会社や上司から提示されたやらされ感満載の目標よりも、自分の将来にリンクした目標のほうが俄然モチベーション上がりますよね。
ご自身のビジョンを一度時間をとって考えてみてください。
ビジョンの描き方について知りたい方はこちら
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