「真似る」と「パクる」

「真似る」と「パクる」は似ている
ようだけど本質は違います。

「真似る」は、お手本にする、追随する、
模倣するというように対象となるものを
リスペクトする気持ちが宿っています。
だから「真似ぶ」が「学ぶ」になるのでしょう。

模倣は創造を生む。というわけです。
創造は新たな価値を生むことができます。

一方、「パクる」はモノを盗むということが
語源で、そこにリスペクトはありません。
ただ、安易に自分の利益とすべく盗むわけで、
学びにも創造にもつながりません。

「パクる」ことはすでにある価値に
ただで乗っかかり、横取りすることで、
フリーライド(ただ乗り)は
新たに価値を生むことはありません。

子どもも大人も学びの成長期には
「真似る」ことはとても大切なことです。
でも「パクる」ことでその時を過ごして
しまえば、新たな価値を生む創造とは
懸け離れた人になってしまいます。
このことを忘れてはいけません。


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