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苦い経験のあるやなしや

たとえ、主張が正しいとしても、
それを伝える方法論が安易で、短絡的で、
ご都合主義的であったとしたら、
その主張は届くだろうか?

主張にしろ、思想にしろ、刹那な思いにしろ、
それを届けたい相手に伝えたいのなら、
まずは相手の警戒を解かなければならない。
届けたい思いだけが先走りするのは
自己満足でしかない。

たとえ、行いが正しいとしても、
それを行う状況判断が曖昧で、一方的で、
自分の正義感だけで突っ走るとしたら、
その行いが正当化されるだろうか?

相手の状況や心情や、タイミングを考えず
自分の正義感だけで事を成すなら、
相手にとっては迷惑なお節介だけかもしれない。
まずは相手の状況を冷静に見極め、
タイミングを計ることだ。

主張にしても、行いにしても
正しいかそうでないかは場面によって変わる。
思いが受け入れられるかどうかは
その時によって変わる。

だからといって臆して動かないのは
主張も行いもカタチにならず、
自分はおろか誰のためにもならない。
だからこそ苦い経験が役にたつ。
だからこそ苦い経験を噛み締める。


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