7/22土18:00〜ムーランルージュ 3回観てのあれこれ(それぞれのダブルキャストの事とか)

ムーランルージュ3回目観劇。ネタバレとか気にせず好きな事呟きます。細かい検証とかせずに、私の感覚で書くので、解釈違いとか見間違いがありましたらすみません。

私の観劇
1回目 6/26(月)18:00〜
プレビュー公演 

2回目 
7/18(火)18:00〜

3回目
7/22(土)18:00〜

◯藤森蓮華ニニ
今日のお目当て。もう、出てきた時から強い!かっこいい!加賀楓さんが舞台に出てる時は、加賀楓さんがニニをやってるの信じられるけど(それはそう)

藤森蓮華ニニをずっと目で追ってると
こんなセクシーで格好よくてキレッキレのダンスを踊る役を加賀楓さんもやってるなんて、嘘やろ…?と言う気持ちになる。
藤森蓮華さんのお声が加賀楓さんより低めで、
加賀楓ニニが、物語が進むに連れて自分がムーランルージュを背負っていく覚悟をじわじわ決めているような感じに対して

藤森蓮華ニニは最初からなんかもう肝が座っている感じ。サティーンとより実質対等なのは藤森蓮華ニニなんだろうなって感じで。
加賀楓ニニは
自分はサティーンに追いつきたいし追い越したい、よりシスター感強め。

加賀楓ニニは、どうしたらいいかわからなくて、公爵や、どうしたらいいかわからない自分にイラついて不機嫌オーラ出してるのに対して

藤森蓮華ニニはある程度これまでに辛酸を舐めてきて、ある程度割り切ったり諦めたりできてる感じ(イメージです。)

そして加賀楓さんも藤森蓮華さんも
『どうしてそこの筋肉動かそうと思ったん…?』っていう動きをして踊ってらっしゃいます。すごすぎる。藤森蓮華さんの首とか背中のアイソレーションもとても良かった。
お二人とも、後ろ向いてる時に背中の筋肉を動かして踊ってるのが見えるんです。かっこよすぎるでしょ。



◯平原綾香サティーン✖️甲斐翔真クリスチャンと
 平原綾香サティーン✖️井上芳雄クリスチャン

平原さん✖️甲斐さんの時は
平原サティーンの方が甲斐クリスチャンの愛を上回った瞬間が何度かあった気がした。

2幕でサティーンが公爵の前でクリスチャンにもう愛はないと告げた時、

なんとなくですけれど
井上クリスチャンは
サティーンが自分(井上クリスチャン)を守ろうとして公爵の元へ行ったのを察したんじゃないかな、察した上での狂気で苦しみだったんじゃないかなと感じました。

甲斐クリスチャンの方は、サティーンが自分から離れようとしている事が純粋にショックで、サティーンの愛情の意味に気づいたのは、サティーンが亡くなるあの瞬間だったんじゃないかなと感じました。

甲斐クリスチャンの、茫然とした顔に時々微笑みを浮かべて狂っていく様子が良かった。絶望の中にサティーンへの愛しさを思い出しているようで良かった。

井上クリスチャンは、なんて言うか、化け物でした。感情を心臓ごと揺さぶってくる演技をされていて。うわぁこの人に出会えて良かったと思いました。

平原サティーンの、クリスチャンを愛しているからこそ、ムーランルージュを守るためだけではなく、クリスチャンの歌を世界に届けるために舞台に立つと決めたのがとても良かった。

◯ジドラー
ジドラーが最初は演技が大根ながらも舞台に参加してたのは、経営の厳しさも表していたのかなと思いました。ムーランルージュの敬遠難とか人手不足で本来は演者側じゃないジドラーまで駆り出されたのかなって。
ジドラー、1回目の通し稽古よりも2回目のリハーサルの方がちょっと演技が上手くなってる気がしました。

橋本ジドラーは、笑いに貪欲な下世話なおじさん(褒めてる。)でも、その下品なところがムーランルージュの明るいムードを作ってる。カーテンコールのスイッチオンオフ、めっっっちゃ焦らすから、舞台上もお客さんもちょっとざわついてて、その後感情が昂った。

松村ジドラーはムーランルージュの良心。ちゃんとわかりやすく優しい。ムーランルージュのメンバー一人一人に気を遣ってる。ムーランルージュの、舞台に自分も出演する事が決まって、ちゃんと影で練習してそう。

◯サンティアゴ
ダブルキャストお二人とも可愛くておバカなサンティアゴ。
中河内サンティアゴは暑苦しくてむさ苦しくて、加賀楓ニニに冷たい目で見られてそうで仲良し。
中井サンティアゴは、可愛くポップに美しく藤森蓮華ニニを愛していそうで可愛い。

◯その他
サティーンとクリスチャンが最後の舞台に立つところのあの後ろの幕がとても好き。夢に出てきそうなあの幕。

シュートチェンベイビードールさんがお辞儀の時に1人だけ胸の前で手のひらをクロスさせていたのがとても可愛かった。


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