攻殻機動隊とアイの歌声を聴かせて
久々に1日2本映画を観るムーヴなどした。
攻殻機動隊もアイの歌声(以下略)も、SF要素にちょっとだけ共通する部分がある気がする映画のチョイスになった。映画の自体の方向性は全然違うから似て非なるって感じだけども。
最初に攻殻機動隊から鑑賞。
ネトフリで配信されてたやつを総集編みたいな形で再構築したやつとのことで、
とりまバチバチのサイバーパンク好きは観て損はしないかなって、正直リビルドされた素子少佐のデザイン個人的にはめちゃくちゃ好きだった。
攻殻機動隊は色々その世界での専門用語もあるしややこしいイメージある気がするけど
あの手の作品は逆に頭空っぽにして世界観にダイブするような見方をする方がいいと思ってるから
ある種1つの芸術作品を眺めるような感じで観てた。
ネトフリには登録してなかったのでいい機会に観ることが出来て個人的には良かった。ストーンオーシャン観る時にネトフリには多分登録するからその時に改めて本編しっかり観てもいいかな、
評判については後でちょっと調べたらネトフリでの評価はそんなに高くなかったようだけども
こと作品鑑賞においてはそれってあなたの感想ですよね?っていうスタイル貫いてる(元よりレビューとか他者の評価どうこうで観るやつ決めたりしない)ので、自分が好きと思ったらそれでいい、のだと思う。
これはある意味自身のコンプレックスなんだけど、大抵の物事を他人とは違う視点でしか見ることが出来ない(いつもみんなが「ここ良かったね〜」って言ってるとこよりも全然違うポイントに関心持ってるケースが多い)ので、
ただこれは個性として受け入れてあげるべきだなと思ってこれまでやってきたから今更気にはしてない。しかしながら多少この感性や価値観のズレが原因で現実世界での社会生活において若干の苦労を強いられることはありますけど。まぁこの話は置いておきましょうか
攻殻機動隊は普通に面白かったです。よその映画館よりも劇場の音響がしっかりしてる場所で観たので迫力もあって、臨場感も高めでした。
それから少し休憩を挟んでからアイの歌声を聴かせてを鑑賞。
この映画の世界観を簡単に言うと、中心都市はもとい片田舎にまでAIが日常生活に浸透してるような、そういう近未来が結構身近に感じられるような世界で繰り広げられる青春群像劇。
冒頭20分くらいのとこで受けた第一印象はそんなイメージだった。(あくまで個人の感想です)
全編通しての感想は、序盤に撒かれてた伏線を終盤しっかり回収してまとめていく見せ場はしっかり作った上で、劇中で監督たちのやりたい事を詰め込んでいったんだな。って感じた。
タイトルに"歌"がある通り、劇中の心情描写などのシーンでシ〇フォギアやマ〇〇スくらい(?)急に歌うシーンがあるんだけど、
そこは多分アナ雪とか好きな層には刺さりそう(小並)って思いました。
そんなわけで全体としてはよくまとまってて観やすい作品ではあるかなって感じた。あくまで客観的な感想みたくなっちゃうけど。
自分には正直な所ぶっ刺さって「あぁ〜もうすっごい良かった〜最高〜!」みたいな感じにはならなかったんですけどね。
これもおそらく二十何年間世の中をナナメ38°くらいから覗き続けてきたが故に出てきた感想…とでも言うべきか
ホントはどこかしら大衆受け意識した作品よりは少数派の尖ったテイストのものの方が好きなんですけど、
それでも時間割いて観るのはやっぱり自分に足りてない刺激を入れたいからなんだろうな…本能的な部分でね。
一般的な感覚持つのって自分にとっては中々難しい事だけど、だからと言って食わず嫌いはしたくないし、その中で何かしら自分の活動とかに還元できる要素が見つかれば映画のために使った千円も報われると思う。
とりあえず頭ん中の整理は自分なりにできたしこのくらいで。
今日は危機契約のためにケルシー先生育てようっと。(未育成)
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