仲の良い穏やかな若いお二人だった。朗らかさは伝染するのだろう。その次のお二人も呼吸の合った楽しげな足取りだった。帰り、書類を届けに寄った先には、ほろ酔いのお父さん方が、少しふらつきながら顔を綻ばせ冗談とねぎらいの言葉を繰り返していた。ふんわり心地良い空気のまま、それぞれの家路へ。
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