かつて沖の山森林鉄道を走ったトロッコ機関車の上の天井は杉皮葺き。春皮は剥き易いが虫が入り、秋皮は剥き難いが虫のいない上物。石谷家住宅の茶室の屋根は、厚さ10㌢以上の滅多にない丁寧な仕事の杉皮葺き。20年振りの葺替えでも、もう町内には専業の杉皮職人さんはいない。あゝちとさみしい。
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