ひと手間、ふた手間

画像1 耕せば、種を撒ける。……甘かった。昨日から始めた耕作は、遅々として進まない。小石から漬物石級の大石まで、立て続けに硬い音で鍬に当たるのだ。耕すのではなく、掘り起こす。石たちをひたすらひたすら…。どう考えてもわざと入れてある気がして、夜に確認してみたら、やはり…。ここはかつて養鶏場で、土台をしっかりさせるために石や赤土を入れ込んであるんだとな。頑固な謎の根っこも、挑戦的に石の隙間から覗いている。
画像2 移植ゴテ破損。まだ根っこの先に届かない。斜め下方向から真下に伸びてる。だから、葉物野菜を植えればいいんだよ。でもな…大好物の牛蒡。深く耕さんばやと精出しとったんよ。ここやったら、サッと取りに行けるやん。牛蒡は堀畑の方が向いてるだって〜!ンなこと言われても、この根っこは、なんとしても掘り出したいんよ。だいたい、つづく、が苦手なん。自分の目の前の道の先がどうなってるか、行けるとこまで行きたいんよ。それとおんなじ。この根っこの行方。気になるやんか〜ッ!で、明日も開墾。

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