ようこそ、2016年。(2015年の遺書)

まずは僕の、兄貴とドッペルゲンガーへ。
君たちの結婚式に出て、僕の人生の心残りは７割くらいなくなりました。でも君たちの結婚式に出て、結婚っていいなぁと思ったのでここで人生終わったら相当未練が残るでしょう。
君たちはいつも、そんなふうに僕を変えてくれる。本当にありがとう。
僕から君たちにあげられるものは何もないけど、このPCをもらって欲しい。それから本棚の本、良かったら好きなもの持ってってください。その他好きなもの、何でも持ってっていいよ。

相棒へ。
普段はそっけない時もあるのに、大事な時にはいつだって僕を支えてくれる素敵なお姉さん。いつまでも相棒でいてくれてありがとう。
今、幸せですか？
そうであることを願ってます。
CDもらってくれたら嬉しいな。他に欲しいもの、あったら持ってってね。写真とか持ってっていいよ。笑。あの時計と、日記帳もね。

親友へ。
12年も一緒にいてくれた奇跡。君にはありがとう以外何も言えない。どんな時も、ありがとう。
あなたの結婚式でスピーチするのが夢なんだけど、叶えさせてくれるかしら。
何となく君には、お絵描き道具を持っていて欲しいです。持って行ってくれるかしら。その他お好きなもの、おまけでいくらでも持ってってください。

現在の、吹奏楽の皆様へ。
久しぶりに活動してみて、僕はやっぱりこの世界が好きなのだと心から思いました。きっかけをくれてありがとう。そして、受け入れ続けてくれてありがとう。スティックとケースと譜面台、よければ使ってください。

マーチングの皆様へ。
吹奏楽をやり始めたとはいえ、皆さんのことを忘れたり捨てたりしたわけじゃないのです。なんとなくそれが言えずに、今日まで来てしまいました。
今でも私は相変わらずみんなのことが好きだし、いつでも仲間だと思ってます。黄色い電子メトロノーム、持ってっていいよ。

過去の、吹奏楽の皆様へ。
便宜上こういう書き方をしたけど、今でも僕は君たちのことを過去だと思っていない。今でも鮮やかに、君たちといた時が生きています。どんなに離れても変わっても一瞬で『あの頃』に戻れる君たちに、僕がどれほど安心しているか。感謝しています。

過去の、今の、友人たちへ。
こんな僕と友人でいてくれてありがとう。どうして友達でいてくれるのか、不思議でならないのは今も昔もおんなじです。そんな君たちに、いつも救われていることも。本当に、ありがとう。

同僚の皆様へ。
フリーダムな私が働けているのは、皆さんのおかげ。いつも助けてもらって、支えられているなって実感することばかりです。この職場に来られて良かったって思います。大人は今も信じられないけど、ここの人たちなら信じられます。

うちの子たちへ。
ほんとに君たちは、ほんとにかわいいね。大好きだよ。それ以外言うことがない。
きっとこれから壁やら谷やらも多いけど、大丈夫だからね。私も君たちと同じだったもの。だから大丈夫。私を見てて何か「すごいな」って思うところがあったんだったら、君たちもそうなれるってことだよ。信じててね。

まちづくりの仲間たちへ。
ふらっと来たり来なかったり、なかなか安定しない私だけど、みんなのことはいつも大好き。この街と同じくらいにね。多少なりとも力になることが出来たんだったら光栄です。
いっぱい遊んだり語ったりしたいね。

片想いのあなたへ。
きっとあなたにとって私は、ただの小生意気な後輩でしょうけど。もしかしたらこの思いも迷惑なのかなとか、思ってしまったりもするけれども。
好きです。あなたと家族になりたいです。
甘えてばかりで、支えられてばかりで、その背中に追いつきたいのに追いつけなくて、悔しい。でも追いかけるから、覚悟しててください。いつか追いついて見せるから。

家族へ。
こんな娘ですが、生まれて来て良かったって思えるようになりました。生んでくれて、育ててくれてありがとう。守ってくれてありがとう。愛してくれてありがとう。
この言葉を、ずっと心から言いたかった。やっと言えるようになりました。少しは大人になりました。
家族孝行したいな。できるようになりたいな。

2015年も、いろんなことがありました。僕の過去からいろんなものを拾うことが出来ました。たくさんのものを、僕は置き忘れていた。もう一度会えて嬉しい。
それから新しいこと、初めてのことも。ずっと願っていた夢も。
たくさん叶っていったし、これからも叶うんだと思う。そう思える。
未来が楽しみです。

鮮やかに、まっさらに、描いていきます。
すべては僕から始まっている。