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よし、M1 Macを買おう

Appleが作ったSoC「M1」を搭載したMacbookがついに発売された。このM1チップはIntelと何が違うのか、気になっている人もいるだろう。そういう方は、すでに様々なメディアでレビューがされているので、そちらを参考にしていただきたい。

ここでは、誰も興味がないかもしれないが、私のMacとの出会いを綴ることにする。

私がMacを買ったのは2013年。
当時はものすごい円高で1ドル80円くらいだった。輸入製品はこの影響で価格が下がり、輸出産業には申し訳ないが、色んなものが超お買い得になっていたのである。

Macも例外ではなかった。

私が愛用しているMacbook pro 2012mid モデルは、この当時7万で買えた。現行モデルは最小構成でも14万はするだろうから、その半分である。大学生でアルバイトしか収入のない私は、2度とないチャンスだと思い購入に至った。

丁度この頃、MacbookシリーズにRetinaモデルが初めて登場した。どちらを買うか迷ったが、値段が高いのと、ディスクドライブが付いていないってことで、Retinaモデルは却下となった。

使い心地は控えめにいって最高だった。Finderが少し使いづらいかなと思うくらいで、それ以外はとても良い。アルミボディに光るアップルマーク、これが憧れていたMacかと使う度にニヤけていた。

今でこそMac使いの大学生は増えてきているが、この頃はほとんどいなかったような気がする。音楽をやるならMac、絵を描くならMac、プログラミングをするならMacという風潮で、レポート作成とネットサーフィンを主な仕事とする大学生は、所謂生協パソコンで事足りるのであった。

この後、このMacとは現在に至るまで約8年を共にすることになった。4年目辺りから何度となく買い替えようと思ったが、結局タイミングを逃してずるずるときてしまった。まあ、普通に使う分には十分なので買い替えるまでもなかった訳だが。

ところが最近、動画編集を始めた。

これが重たくてしょうがない。

カクカクのプレビュー、レスポンスの遅さ、それでもなんとか編集していざレンダリングとなると、10分程度の動画なのに1時間を超えるエンコード。

買い替え時だ。

このタイミングで、M1 Macの登場である。普通にIntel Macでも良いのだが、技術者たる者、常に新しいモノ、コトに触れ続けることが大切。

よし、M1 Macを買おう。

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