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2022年まとめ まとめのまとめ

俺の2023年は2022年をまとめなけりゃ始まらねえ。と言うことで、2022年は何を書いたのか? まとめていきましょう。コロナ鍋が継続しており、周囲の結構親しい、身近な人達が罹っていったのが印象的だった。僕としては2020年から一度も発熱せず、今でも健康そのものだ。2021年に続き、執筆活動へのモチベーションを除けば概ね順調な一年だった。執筆が大事なんだが???? わかっちゃいるんだが???? な一年のまとめ! ファイ!

2022年1月 カクヨムコン、オンラインイベント

カクヨムコンに向けて小説を書いていた。「ハッピーエンド」という題名の小説で、とりあえず10万文字を目指して毎日机に向かって文字をひり出していた。カラオケで書いたり、ガストで書いたりと手段を選ばずに文字を足していった1月であった。唯一とも言える救いは、僕が推している声優アーティスト集団TrySailに所属している超絶美麗歌上手い天才声優雨宮天別名天ちゃんのオンラインイベントに参加出来た事だ。手元のiPhoneに天ちゃんがパッと映って、ちょっとだけ喋って、まるで夢みたいな体験だったが、今思い返しても小説を書いていた事も含めて「夢だったのでは…?」と思わないでもない。でもちゃんと現実だった。現実だったと思う。31日に10万文字達成して、一息ついた。五月末には完成させたいと息巻いていたが、未だ未完である。困ったもんだ。ちゃんと完成させるから、楽しみにしていただいている方におかれましては緩く待っててください!

毎月友人の高野ザンクとやっている読書感想を語り合うツイキャス、1月回は筒井康隆「残像に口紅を」でした。確か、TikTokで本をお勧めする人が、文芸界の重鎮に苦言を呈されて話題になったのを受けてこの本になった経緯があった。今思い出しても、奇妙な本だった。面白かったけど! 


2月 中国で冬季オリンピックが開幕

冬季オリンピックなんてすっかり忘れていた。長編が書き終わらなかった罰として、歯医者に通う事にした。これは6月まで続いたが、その後ちょっとした事情で治療の途中で(ラスボスを残して)休止中である。日本語ウツクシイ。逃亡中。

読書感想ツイキャスは遠野遥「教育」。だいぶぶっ飛んでいる小説だった。


3月 ロシアがウクライナに侵攻、中間落ち

カクヨムコンの中間発表で「ハッピーエンド」は落選していた。完結させないと、やはり自分自身としても「やってやったぜ!」感がないので、あんまり悲しくはなかった。とにかく、やってやったぜ、俺はやってやったぜ!感が大切なんだと思います。5月の完結は「ちょっと無理かも」と思い始めていた。天ちゃんのベストライブツアーで、パシフィコ横浜まで行った。
カクヨムの催しで、お題が出てくるKACで久しぶりに短編(とも呼べない)掌編を数本したためた。

二刀流で損する事はない
方言の二刀流は不可能
僕の妄想メルヘンデート
花束の捨て方
カラーギャングス・ルーチン
もも貴族焼きスパイシー
マスクド恋愛
あなただけが
名前で呼んで
真夜中の光合成

自分で書いたものなので、もちろんどれも好きだけど、特に「花束の捨て方」に少し思い入れがある。中学生とか高校生の頃、僕から見える同級生の仲良し女子二人組というのは何かしら神秘性を帯びているように思えて、どきどきした。書いた小説ではあんまり関係ないけども。可愛い車掌さんの話と、絵が上手だった女子の思い出話はそっと非公開にしてある。

読書感想ツイキャスは遠野遥「改良」。前回読んで面白かったので、デビュー作も読んでみることにしたのだった。今思い返すと、教育の方が傷跡が残っているように感じる。でも、改良もとてもよかった。デビュー作は濃い。アフタートークは僕の「ハッピーエンド」について語ったやつですが、完結するまで伏せておいて欲しいとザンクさんにお願いして、今現在も欠番のままだ。


4月 417の日

封印していた反動で、テトリスエフェクト・コネクテッドのやり過ぎで腰痛スタートだった。ロキソニンは神の薬。前述の天才努力家声優雨宮天が所属する声優アーティスト集団TrySailの夏川椎菜ワンマンライブ「417の日」に行く。ナンスちゃんのカラオケが聴けた松戸。高野ザンクの新居でツイキャスを収録した。めちゃメガドラミニで遊んだし、TrySailのMV集を観たりもした。学生時代に戻ったみたいだった。ピザが美味しかった。

感想ツイキャスは朝井リョウ著『正欲』。Amazonから届いたそれは大変分厚く、書物というよりは辞書(書物じゃん)と呼ぶに相応しい物体に思えたが、あっという間に読めてしまった。映画化もされるとの事で、是非観に行きたい。

アフタートークは、KACで書いたお互いの作品の感想を述べるという、血気盛んな頃だったら血が流れてもおかしくないような言葉のやりとりをした。でもお互い年齢を重ねて丸くなったし、新居も汚したくないしで、無事平穏に執り行う事ができました。とりわけ人の作品に点数をつけるという暴挙を許してくれたザンクさんの心は大変広い。書いた本人の前で感想を述べるというのも新鮮だった。


5月 流浪の月

一身上の都合により諸々と活動が制限された5月だった。ps4でいただきストリートを買って一人で黙々と遊んだり、何となく酒を控えてみたりと内側志向な5月であった。流浪の月の感想ツイキャスがすごい勢いで伸びていった。ただし、小説ではなく、アフタートークの映画の方の。映画がとても良かった。もう一度観たい。やはり長編は完結できず。


6月 夏川椎菜メイクオーバー

TrySailのファンDISCが聴きたくてポータブルCDプレーヤーを買った。ナンスちゃんのライブに旧CCレモンホールへ行った。ライブ前の渋谷シェーキーズが最高だった。

ツイキャスは又吉の人間。

面白かった。人間、という題よりも、嫉妬という題の方がしっくりくる感じがあった。嫉妬っていう字、女って漢字が二つある、なんて言うけど、男の嫉妬だってちゃんとありますよね、などと意味深く呟いてみるが、特に意味はありません。無いんじゃないかなぁ、多分。ないとおもう。あるわ!(突然の正気)


7月 激暑、暗殺

何となく禁酒をして、体重がスルスルと減っていった。日傘を購入し、厳しい日差しを遮ることで日焼けその他諸々を回避した(その日傘は半年持たずに壊れてしまった。半額だったから仕方がない) 安倍晋三が奈良で演説中に射殺された。テレビのテロップで衝撃を受けたのは久しぶりだった。いっつも北朝鮮がミサイルを発射、とか、誰それが大臣にとか、どうでも良い事ばかりだったから。休日のたびにホットケーキを焼いて食べた。突発性ピクルスブームが発生して、たくさん瓶詰めのピクルスを食べた。そういう7月。

ツイキャスは二宮敦人著『さよなら、転生物語』

この回からカラオケ招きねこで配信する際は、マイクを持って話すという形式になった。ごっこ感がマジ半端ないが、だいぶ聴こえやすくなった。


8月 アイスのパルムブーム

お金の使い過ぎだと思ったので、ケチに徹した8月だった。モロくそ熱く、会社と自宅を往復したこと以外にとりわけ残しておく事はない。テトリスエフェクト・コネクテッドで、WIN数においてはPS部門で世界三位になったくらいだ。勝率は50%なので、強いわけではない。クーラーが効いた自宅で自閉的にテトリスばっかりやっていた8月。全然暗くないし、辛くもない(TrySailの看板ラジオ番組トライアングルハーモニーの過去アーカイブを聴きながらやっていたので)

ツイキャスはキタハラ著『早番にまわしとけ』

カクヨム 出身のキタハラさん四冊目、熊本、京都、遅番からの早番にまわしとけであった。とても良かった。キタハラさんの新刊が待ち遠しい。


9月 テトリス休止

キリがないので、テトリスのレート8000を超えたところで一時お休みし、小説に専念する事とした。レートという数字は、強い人に勝つといっぱい上がって、弱い人に負けるといっぱい落ちるという読んでそのままのヤツで、8000というのは大きな憧れがあった。まだテトリス駆け出しの頃、たまに対戦相手として現れる8000などという化け物に勝てる気がしなかったから、そのレベルに自分が到達したというのは嬉しかったが、ずっとやり過ぎも良くない。僕には(っていうか誰にでもあるんだろうけど)そういうフッと熱が冷める瞬間があって、大体それは依存傾向が現れる時にやってくる。対象物が取りあげられた時の事を考えた時に肌が泡立つような危機感を覚えるようになると、「それがなくてもちゃんと生きていけるようにしていこう」という安全弁が働くのではなかろうか。なので、来年の1月まで三ヶ月ほどの休止であった。残念ながら小説は完成しなかった。一体何をしていたのだろう? と振り返るためのまとめなのに、今現在、おいお前、っていうか俺、9月は一体何をやっていたんだ? という状態にある、このまとめ意味がないにも程がないか? なんか、千葉の三大ラーメンを食べに行ってた。それは覚えてる。楽しかった。

読書感想ツイキャスは冬森灯著『縁結びカツサンド』

アフタートークは視聴し終わったTrySailのラジオ番組トラハモアーカイブを全部聴き終えた感想。


10月 寒天、もちょのもちょQ

粉寒天を買ってきて、毎日熱湯に溶かして固めて冷やして食べた。きっかけは、白玉団子を作る時に参考にしたYouTubeで、付け合わせに綺麗な寒天を包丁で切る動画の気持ちよさにビビッときて、「寒天食いてー!」な気持ちになったのだった。透明な寒天に包丁をゆっくりと沈めていく絵というのは、四十代男性に寒天を作らせる程の威力があるのだ。 ピクルス、パルムと来て、ファイナル寒天ブームである。黒蜜は高いので、フルーツビネガーと合わせたり、ダイエットコーラに浮かべたりして食べた。気のせいか爪の伸びが早くなった気がする。かわいー(かわいいか?) 渋谷の旧CCレモンホールにて麻倉ももAKAもちょのライブに参戦。身長が小さく声が高くてわりかし毒舌な可愛いの権化声優のコンサートに参加するという未来を、当時まだ真面目に生きる事だけを考えていた高校生の僕に教えてあげたい。大丈夫、怖いのは最初だけだから。だんだん、気持ちよくなってくるからっつって。もちょのもちょQを肉眼で確認、とか素面で言えるようになるから。

読書感想ツイキャスは夏木 志朋著『二木先生』。

作者様から宣伝ツイートをリツイートされた上、聴きますというありがたいお言葉を頂戴した事から、ちょっとしたピリッとした雰囲気となり、男二人でだらだらともちょライブ参戦前の惰性だがそれが最高なシェーキーズから一転、俺たちのキャラオケボックス招きねこにしけ込んで男二人だいたい無言で小一時間ほど小説を読み直すという2022年イチ気合いの入ったツイキャスとなった。これは本当に面白い小説だったので、Amazonのレビューで感想を書き連ねたいと思っております。カクヨムが産んだグッドレビュアーの真髄を見せてやるぜ!の勢いでいきたい。なお、グッドレビュアーはたくさん量産されているし、複数回受賞された方も大勢いる模様。ぼくは、そのなかの、個性ある歯車に、なりたいギギギ(しっかしマジで小説書いてねえな俺)


11月 ワールドカップサッカー

虚無の11月だった。一応、ギリで2019年の文フリで頒布された「元祖オーケン伝説」に載せていただいた「人として軸がブレてんだ」をリライトしたものを最初の方だけアップできた。ちょっと話を変えたいと思って、そしたらドツボである。でも少しでも書けたのでエラいとする。

ツイキャスは安壇 美緒著『ラブカは静かに弓を持つ』


12月 中野、てくてく天ちゃん

何も書いていない12月だった。中野に「てくてく天ちゃん」の公開収録へ行って最高だったぜ!の12月。

ツイキャスは日比野コレコ著『ビューティフルからビューティフルへ』


総括

ほとんど何も書いてないに等しい2022年で驚愕した。こんな事ってある? という気持ちでいっぱいですが、そういう事もあるのだろう。とりあえず毎日机に向かわないと、文字は産まれぬぞ…という事を胸に、今年2023年はやっていきたいと思いました。気をつけろ! まじで虚無はすぐそこで僕たち、わたしたちを睥睨しているのだからな! 2023年1月、とりあえずなかったことにしてください(懇願)

2023年もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。
江戸川台ルーペ

べ、別にお金なんかいらないんだからね!