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KPOP MV偏愛史 Girls' Group Vol.2.5

三回目!KPOPについて、私なりの好きを発信したいと思った動機の大きな一つであるグループであるWJSNをじっくり掘り下げます。取り上げたいMVが多すぎて一生アップできないので笑、WJSN前半ということでvol 2.5にします

※このKPOPMV偏愛史、見てくれる人が多くて嬉しい。ですが基本的に自分の気まぐれとテンションに任せて書いているので完全に自己満です。長ったらしいかもしれませんが最後まで読んでいただけたらとても嬉しいです。 これを書いている間にも、新曲出過ぎて全然追いつかない。。笑 


WJSN(宇宙少女)→魔法少女コンセプトは成功する

三大事務所以外のKPOPガールズグループで一番好きです‼

曲を隔てたグループのコンセプトがかなり一貫していて中毒性があるので、一回ハマると毎カムバックごとに動画の沼に導かれることになります。このグループは人数が超多いんですがまじでみんな美しいです。

WJSNのコンセプトについて

(どうしても語りたい)
WJSNはグループ名が象徴する「宇宙」の概念は一貫しつつも、その表現方法において時期により変化があって面白いです。ガールズだと年をへるにつれてクールお姉さん系によっていくと思いますが、それがうまく行ってて好き。

初期 (該当楽曲:Secret, I wish)
→宇宙からきた魔法とか能力を持ってる少女のコンセプト。惑星、妖精、神秘、パステルのイメージ。歌声もスタイリングも甘い感じ。でも野暮ったくなく、媚びてない。ガールズグループとしての少女性(処女性、刹那)の表現の仕方として一番違和感がなく一切の邪悪さを排除した狂気のユートピア感。

中期〜現在 
(該当楽曲: Dreams Come True,  Save me Save you,  La La Love,  As You Wish, Butterfly, UNNATURAL)
→凛としていてクール、微笑み、自立、使命、騎士っぽい感じ。初期からの根底の魔法少女コンセプトは崩さず、アウトプットとしてのイメージがクール目になった感じ。アイドルのイメージの方向転換は賭け的なところがありますが、WJSNの方向転換は個人的には超成功…。 実際どうだったのかWikiでみてみましたが、ミニアルバムの売り上げ枚数は方向転換したあたりの2018年からかなり増えているので、やっぱりよかったんだなあ。

最近のBLACKPINKに代表されるガールクラッシュとはまた違う、凛とした女性の強さと同時にかわいさ、綺麗さが含まれていて私はこっちの方が好きですね。私は個人的にどうしても大衆女性アイドルが超サブカル的になるのが嫌で…どうしてもフェミニズム的なしなやかで強い女性像がないんですよね。。異性=男性という一番大切な消費者を獲得するための第三者の視線を含めたあざといカワイさ(初期AKBとか)をどう表現するかが問題だと思うんですが、このグループの表現の仕方は割としっくり来ています(たまに完全に男性ファン狙いなのかなというのもありますが)

では本題のMVみていくよ!

'Secret' (2016)
★★★★★

最初の"Have you ever felt cosmo inside of you?"とともにねじが回る音、からのベルっぽいポロンポロンした音…もうここからすでに好きです。

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・映像
まずダンスシーンの映像での砂漠と空。色味もパステルの再度強めのフィルターが欠けられてて、上下のピンクとの相性もばっちり… 夕方から夜にかけての空が背景で、巨大な月、流れ星、雷など超常現象が活きまくっている。最初のイントロではカメラは超引いたり下から映してるので、広大な舞台と群舞の綺麗さが一番際立つような撮り方になってますね
後半落ちサビの盛り上がりと同時に地球に追突!(たぶんヨンジョン)みたいなアニメーションがありますがそこの光方もカワイイ。超凝ってると思うこれ

・モチーフ
一番重要なのは魔法陣でしょう…メンバー数人ごとに違うシーンが複数ありますが必ずでてきます。あとはそれぞれのメンバーが担当している能力があるらしいので、それによって羽、ユニコーン、翼、水、光、本などもうカードキャプターさくら的世界観爆発してます。ちなみにこの宙に浮かぶ車、IZ*ONEの幻想童話もある。常套手段なのかしら。他のシーンもなんとなく似ている…。

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・スタイリング
ダンスシーンは2パターン。1枚目の夕方パターンのモノクロも、下の写真の夜パターンの真っ白もカワイイです。シンプルで統一感ありつつ、メンバーそれぞれの個性を主張しすぎない感じ。夕方ではトップスやスカートに黒、夜パターンは靴のみに黒が使われてますね。

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・ダンス
ダンスもめちゃ好きなんです…私の好きなスタイルの、声に合わせた動きをするフリ(IZONEが顕著)が多い。
曲名の秘密を表すような、手で口を隠し人差し指を立てるポーズが一番わかりやすいですが、衣装のフレアスカートがふわっとするような柔らかい動きがたくさん入っているるし、マネしたくなる。
またなんといってもこのグループは人数が多いので、群舞・体形の美というのを振付師の方は相当意識してるはず。
すごいのは、一番最初の列から少しずつ展開していくところ。きれいすぎて見ていて気持ちいいです。これの逆バージョンがSEVENTEENのHomerunですね。 そしてサビに向かうにつれて同じ振り付けをする人数が増えていき、一番頂点の「ぴみり、やあああ」の所で超幅を使って全員で踊るのは、大人数の醍醐味。Dance Practiceもきれいなので見てみてください。

'I Wish' (2017)
★★★★

I wishのMVは一言でいうとSecretのアップグレード版。2013年あたりの原宿カワイイ文化を受け継いだようなポップな世界観。今は無印良品・ユニクロ的なミニマリズム、シンプル、ナチュラルが自分の中で流行ってましたが、やっぱりこういうサイケデリック感のあるのはまだ好きですね。

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もう世界観が最高なのよ…

・映像
ツッコミポイントが多すぎる…
SecretからI wishでどう変わったかで見てみる
①上下のフレーム:ピンク→グラデーションかつ虹のアニメーションに。
②地面:砂漠→ピンクの芝生?に
③空:夕焼け&夜空with月、流れ星、雷→晴れた空&島の海辺with花火、太陽(影がこちらに向かって射しているので)、雲

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・モチーフ
一番印象的だったのは、2017年でスマホがすでに普及している時にガラケーやニンテンドーDSが出てきたこと!懐かしいし、それをかわいいビジュアルに昇華できているのが感動した。他にも、常にピンクのユニコーンやパソコンのウィンドウなど、仮想世界=インターネット=夢を連想させるモチーフがストーリーに沿って大量に出てきます。ストーリー考察は奥深すぎて泥沼なのでまたいつか。↓の方がまとめています

'Save Me, Save You' (2018)
★★★★

この曲はI wishからすこし大人になって、余韻を残しつつのクール路線初期でかなり好き。ハリポタ的魔法学校コンセプトかわいい。ダンスもかっこいい。

・映像
このMVは魔法学校の中と外、ダンスシーンなどがあり、結構ストーリーテリング寄りですね。魔法を使うの結構な頻度でCG的なものも出てくる。また彩度と露出を上げて色が相当強調されてるし、昼のダンスシーンは鮮やかすぎてなんか瞳孔が開く。
各メンバーのドアップが全部美しい…

・スタイリング
衣装は3パターン!好きな順に並べてみました。
この1枚目のモノクロ衣装が、彼女達激似合うんです。中期のクールを象徴するこのモノクロ甘辛スタイル…(言葉にしたらダサくてなんか別称ないのかな)。大好きです。最近だとTWICEのCRY FOR MEもこれに似ています。
2枚目は定番のチェック。マーチン可愛い。
3枚目は謎にさらっとした布。これ全然好きじゃない…笑 突然衣装の予算無くなった?てレベルで簡易になってて不思議です…    

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・ダンス

https://youtu.be/lx7MTAnTOHM

全体的に好き度高め 
おそらくポイントなのは、最初のイントロ始まる前の逆三角形と、落ちサビからラストに入った瞬間の一列で前にズンズン出てくるところかな?またバスドラとかベース的な重低音の時に合わせてドンと体を動かすヒット的な動きが結構多くてみていて気持ち良い。

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また個人的にはそのとき歌っている1人を数人で囲う形が好きです。IZONEでも結構多いですね。最後のやつなんて、絶対息合わないとできない。個性とかじゃなくて、自分を一部と見做して身体性を拡張させて踊るのとかもう余裕なんだろうなーという感じの揃い方。

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前半は以上になります!ちなみにまだ残っている後半で語りたいMV、Youtubeだけ貼っておきます。後半お楽しみに!

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