フォローしませんか?
シェア
金継ぎチャレンジ第3回です。今回は一気に進みます。 第1回、第2回はこちら。 第2工程までで破片の接着が完了しました。器に欠けてしまった部分がある場合には、第3工程の刻苧(こくそ)付けで欠損を埋める作業をするのですが、今回は大きな欠けはないので、スキップして先に進みます。 第4工程からは、金粉を蒔く前段階として継ぎ目を美しくする処理となります。まずは「錆漆(さびうるし)」で細かい穴や段差を埋め(第4工程・錆漆付け)、これを研いで滑らかにし(第5工程・錆研ぎ)、その上から
金継ぎチャレンジ第2回です。今回は第2工程、接合です。 第1回はこちら。 第1工程の漆固めで断面部分に透漆を塗り、接着のベースができたので、第2工程では破片どうしを接着します。 材料は小麦粉と透漆と水。これらを練り合わせて麦漆(むぎうるし)という接着剤を作っていきます。 へらで掬ってびょーんと伸びるくらいになったら完成。水飴よりも若干固めくらい? できた麦漆を断面に塗っていきます。 ちなみに、漆は皮膚に付くとかぶれるおそれがあるので、しっかりと手袋を付けて作業しまし