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レッドブルつばさ第6回単独ライブ 感想メモ

レッドブルつばさの第6回単独ライブ「泡沫を結ぶ」が再配信されていたので見てみました。

(1,000円だし2週間しか見れないので買うなら今です)


ここからは若干ネタバレありの感想になります。

一言でいうなら「みんなキモくてみんな良い。」でした。
場面自体がそれぞれ経験したことあるような、どこにでもあるもので、それなのに全員のキャラクターが気持ち悪くて、でもその温度感が絶妙に気持ちよくて嫌いになれなくて...
どこにでもいる「誰かの世界」をリアルに描けているのが凄かったです。
キモいけど好きっていう感情はなかなか無いので、レッドブルつばさのネタでしか摂取できない栄養素はここにある気がします。
エンディングの時に、「自分の話でもあるし、みんなの話でもある」という部分に嫌いになれない理由があるのかなと思いました。

あと本来は70分の予定を120分もやり続けた熱量がやばいなという印象です。

特に好きだなと感じたネタが「先生と生徒」「糧」「女オタクの感情」の3つ。
衝撃度で言ったら「先生と生徒」「パン屋の夢」だったのですが、1番心にきたのは「糧」でした。

ちょうど私が先月まで就職活動をしていたというのもあるのですが、「思い当たることがあるなぁ」という目線で見ている自分もいました。
私も専門学校に入ってから大体のことを「就職で使えるエピソード」という基準で物事に取り組んでいました。(そうしたら自ずと学科代表とかやってかなり就活は楽だったなと思えたのですが...)
ネタの高校生みたいな糧ジャンキーではなかったのですが、親近感がかなりあって好きです。
そのあとの繋ぎの時に「糧のために会社を辞める」というかなりの中毒っぷりに、こうならないようにしようという変な戒めを自分に課しました。

あとはネタ以外の話になってしまうのですが、ネタの間の繋ぎの時って全てその場なの!?って思いました。
他の芸人さんの単独ライブだとブリッジVTRを流す人が多いと思うのですが、その場で着替えながらしゃべっていることに衝撃。しかも内容も前後のネタで関連して、更に次の繋ぎでも話が関連しているから「全部のネタが同じ世界線」にあるかもしれないと思うのも好きです。

これは私が彼を知る前に行われた単独ライブで、次の8/14にも第7回単独ライブ「一生LOVE宣言」があるのでまたレポnote書きます。
これ書いてて思ったことですが、前回との間が3カ月ってどんだけ体力とネタあるんだよって思いました。
早く彼がバレてほしいです。

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