私にとって「指名」とは、ある種の信頼関係があり安心できる場所
理由は分からないが、職場でも、なんなら学校でも、昔から私は、「雰囲気や言うことが大人っぽい」と言われたり、「大人びている」と言われることが多かった。
それを物語っているかのように、同年代とする会話はつまらないと感じることが多く、夜の世界(キャバクラ)でも楽しさや会話のしやすさを感じたのは、「年上の方たち」で、事実、私を「指名」してくれる方たちは、30代後半~50代の方が多かった。
当時、ビールや、カクテル、ワインだけでなく、焼酎も好きで、「焼酎のこともそれなりに知っていた」ということも、年上の方たちから好まれる理由の1つだったかもしれないが、指名をしていただいた方たちによく言われていたのは、
「隣にいると落ち着く」
や、
「隣にいると安心する」
だった。
もちろん、お酒を作ったり、タバコの火をつけたりすることもあるのだが、中には、
「隣にいてくれるだけで、ストレスや考え事がなくなるから、なにもしなくていいから」
と言い、お酒も自分タイミングでつぎ、タバコの火も自分で付ける方や、
「あなたは僕のプリンセスなんだから、何もしちゃダメ」
や、
「手が汚れるとダメだから」
などと言い、通常であれば私がすることをしてくれるお客さんたちもいた。
当初持っていた、「変なことを言われるんじゃないか?」「乱暴に扱われるんじゃないか?」などという心配はなんだったのだろう?
ほんの数か月間働いただけで、
この、「キャバクラ」
という場所は、自分を認めてもらえる場になっていき、
「指名」してもらえるその場は、
「自分を守ってもらえるような、そんな、安心感を抱けるような場」
になっていった。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました(*ᴗˬᴗ)⁾⁾ꕤ
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