見出し画像

"VIVITA ROBOCON in CO-SAKU谷 2021” レポート③

シモキタFABコーサク室で8月から開催している「VIVITA ROBOCON in CO-SAKU谷2021」プロジェクト、レポート第3弾です。10月3日に予定しているロボコン大会、悩みに悩んだ末、オンライン開催に切り替えました。ロボコンステージの上部にカメラを設置、ステージを俯瞰できるようにしました。ロボットはコーサク室に置き、参加者は自宅から操作します。

画像1

画面越しに、俯瞰カメラから映し出された映像を頼りにロボットを操縦するのは、なかなか難しそうです。しかもステージにはトンネルが! 俯瞰カメラでは見えないじゃないかっ! どーするんだっ! と、心配していましたが・・・。 

画像3

まずはコーサク室で、ステージがある部屋とは別部屋からオンライン操縦を試してみます。どうしても少しのタイムラグがあるのですが、あっという間に慣れてしまった子どもたち。

画像2

トンネルの中にある高得点ボールも、ロボットにカメラやライトをつけて挑戦します。オンライン開催では、競技中にアームやタイヤなどロボット本体にトラブルが起きても修理したり調整したりはできません。本番までに、何度かテストを繰り返し、弱い部分を補強したり改造したり、調整をしていかなくてはなりません。

実は、私たちに先駆けて9月11日に、新渡戸文化学園(東京都中野区)でVIVITA ROBOCON in NITOBEが開催されました。こちらは、オンラインではなくリアルの開催です(YouTubeで公開されています)。当日はコーサク室から皆で応援! 

画像4

VIVITA ROBOCON in NITOBEに出場した個性豊かなロボットたちに刺激を受けた子どもたち。VIVITA ROBOCONはボールを取って点数を競うのが基本ルールですが、目指すゴールのあり方は点数だけではないことを、VIVITA ROBOCON in NITOBEの大会は教えてくれました。好きなものをロボットのデザインに表現してもいい、ロボットは跳ねても浮いてもいいし、もちろん確実に点数をとる操縦技術を磨いてもいい。一人ひとり、ゴール設定は自分で決める。だからこそ、オモシロイ。

10月3日のVIVITA ROBOCON in CO-SAKU谷大会開催まで、残すところ2週間あまり。ゲスト参加の大学生たちも、ラストスパートで何やら不思議なパーツをせっせと製作しています。これはいったい?

画像5

ロボット製作に関心のある方は、9/25-26の週末なら、まだ子どもたちがロボットを作っている様子をご覧いただけます。見学にどうぞいらしてください。大会当日は、YouTubeで配信を予定しています。お楽しみに! 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?