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協働型コモンズ(Collaborative Commons)

「コモンズ」は、封建時代のヨーロッパの農村で農民たちが共有した牧草地や水車小屋などを語源にした言葉。国でもなく、私企業でもなく、同じ価値観を共有した市民・ユーザーによる協同組合的な組織を意味する。つまり、市場競争で利潤をあげることだけが価値ではなく、人々のそれぞれの生き甲斐を価値観を共有する人々がサポートし合う。

シェアリングエコノミーが代表的だが、ブロックチェーンなどの新たな技術・概念を応用することによって市場では価値として成り立たなかったような営みでも、協働型コモンズの中においては経済的な裏付けが与えられ、多様な価値が生まれることが期待されている。

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