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ロボットとストレッチと星座(2月第2週)

 毎週土曜、シニアの皆さんを対象にZOOMを通じて、時事ニュースや科学ニュース解説を行っています。そこで扱った話題をダイジェストでご紹介します。
 2024年2月の第2週は、ロボットと地殻変動とオリオンを話題にしました。(標題図出典:国土地理院)


1)動きが超スムーズなロボット

 広東料理3品を作るロボットのデモです。比較的安価な材料で作られ、一度教え込まれた動きをスムーズに再現できる制御アルゴリズムが画期的なものだといいます。スタンフォードのAI研究者によるALOHAというロボットです。

「ロボット的な動き」と聞くと、下のようなダンスを想起する方も多いのでは。動かすと振動し、停まるまで待つ必要があるという、プリミティブな制御によるロボットです。料理ロボットと比べると、ちょっと脳がバグりますね。


2)良質のストレッチ動画をご紹介

 宮城・気仙沼在住のストレッチ系Youtuberさんの動画にお世話になっています。今年に入って続けてますが、続けやすくてとても調子がいいので、皆さんにもご紹介しました。

 単に視聴数や登録数が多いだけでなく、地元愛にあふれる言動が信頼を得ているのか、多くのコラボもやってらっしゃるようです。ポケモンのぬいぐるみ2体とラジオ体操をする最新の動画もご紹介しました。うち1体が2019年7月よりみやぎ応援ポケモンを務める「ラプラス」なので、現場の空気を想像しながらニヤニヤしてしまいました(笑。


3)2024年1月の地殻変動(国土地理院)

国土地理院は電子基準点で毎月の地殻変動を公表しています。先月のデータは極端なものでした。

上記は電子基準点の最新の座標を示す「F5解」という数値で描かれています。あまりに大きく変動したので、測量の基準として使うことをいったん停止し、現地調査を踏まえたうえで段階的に停止を解除していっています。
 その経緯を示すニュースとソースを示します。


 ここに出てくる「基準点成果」という言葉は、さらに詳しい説明が必要な用語なので後日あらためて解説したいと思います。

4)赤外線で見るオリオン

 冬の星座といえばオリオン座です。NASAのAPoD(天体写真:今日の1枚)に紹介されていたのが、赤外線で見たオリオンやその周辺の星雲です。肉眼でこれが見えたらすごいですね。


「アンドロメダ銀河(M31)は月の5~6倍の大きさ」というのも驚きです。


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