善行、に限らず物事は、小さいことを回数積み重ねる方が簡単である。

『ありがとう』と感謝されたくてやることは、
善行の効果を半減させるのだと思う。

ただ、『自分がしたいからする』
『その方が、自分の気分が良くなるから』
『見返りを求めない』
でする。

そうでないと、続かないものである。



簡単なことで言えば、
『ゴミ拾い』。


一回でゴミ袋いっぱい集めて、
その一回こっきりである。
数多く集めれば、人の目につきやすく
『達成感』や『褒めてもらえること』もあるだろう。
しかし、それは、長続きしない。

そういうことよりも、
毎日、気付いた時に、
1つ2つ拾う習慣が身についていると
特に意識しなくても、1年経てば
3~600回、ゴミを拾ってることになる。



他にも、様々な備品を所定の位置に戻す。


世の中には、『使ったら使いっぱなし』
で、後の人のことを考えられない人がいる。
そういう人は、『どこに備品を放置したか?』
すら把握していない。

所定の場所以外で、備品を見つけたら、
戻してあげる。

それだけで、『なくて困る人』『探し回る人』
がいなくなる。



『有るべき場所』に『有るべきものがある』、
『清潔な空間が保たれている』

ことは、『どこの誰だかわからない人の善意』
で案外成り立ってるものである。

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