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コミッションに、夢を見る。

 毎日毎日、夜遅くまで働いてぐったり帰ってきて寝て、朝起きてまた出社…。最近忙しすぎて、「ああ…人間って働くために生まれてきたんだな…」なんて思っていました。少しだけ落ち着いた今、自分が危険な思考に陥っていたことに気付きました。

 やっぱり、やっぱり…

 仕事だけの人生なんて嫌だーー!!!

※長くなっちゃったので、お急ぎの方は好きなところを選んで読んでね!

【追記】この記事書いた後、冷静になって考えてみた結果がこちらです。

# でも、仕事と趣味の両立は難しい…

 ならば趣味をしっかり続ければいいのでは?となりますが、現実はそうもいきません。忙しいときは休日に持ち帰って仕事してますし、持ち帰らなかったとしても疲れて動けないことが多いのです。趣味も仕事もバリバリ続けられている人って本当にすごいなと思います。

 両立させるためには、まず仕事のやり方を変えるべきだと思います。今は残業ありきでやってますから、そりゃプライベートの時間に体力が残っているわけがありません。できるだけ仕事しすぎないよう、効率的に働くか、手を抜くことを覚えるか、それでもダメなら仕事量を調整してもらうか転職するか…。でもこの辺の話はまた今度。

# 趣味を続けるために必要な要素の一つ、それは…

 一方で、今と比べて仕事量は少ないとはいえ、不器用さは変わらなかった1,2年前。毎週毎週しっかり絵を描いていた自分がいます。そんな体力どこにあったんだよ…。と思いましたが、違いました。体力ではなく、絵に対するモチベーションが違ったのです。

 私にモチベーションを溢れさせてくれたもの。
 それは、他の人からのリクエストでした。

 あのとき、某アバターゲームのイラストのリクエストがたくさん来て、それで疲れなんか吹き飛んでたくさん描き続けていられたのです。描いている時はあれこれ工夫を考えたりしてとても楽しいし、完成したら依頼してくれた人が喜んでくれてこちらも嬉しくなって。そして私は、「あー絵を描くのって幸せだ!ずっと描いていたい!」と感じていたのです。

 これだ!リクエストだ!

# イラストリクエストメインのサービス…?

 登録済みのSNSでリクエストを募集してもいいですが、某アバターゲームのイラストコミュニティはちょっと過疎ってるし(そもそもゲームなので絵がメインじゃないし。それがいいところでもあるんだけど)、「リクエスト」や「交流」をメインとした機能のあるサービスの方が、利用者もそれを目的として集まるので良いかなーと思い、早速そのようなサービスを探していました。「イラスト」「リクエスト」「SNS(サービス・掲示板)」で検索検索!

 すると出てくる出てくる!

 「副業ならココナラ!」「副収入ならSKIMA!」

 …ん?副業…?それは、オカネ ヲ モラウ ッテコト

 違うんだ、私はお絵描きが趣味の人たちが集まって描き合うような、のほほんとした場所が欲しいんだ…!でも残念ながら、そのようなサービスは流行ってないっぽいです…。本当に出てこないし、出てきたとしても個人ブログか、更新日が数年前の掲示板…。

 確かに、最近では副業する人が増え、スキルを売り買いするサービス利用者も増えてきて、絵で副収入を得ている人もいるから、そんな中で無料で頼まれて描かないですよね…お金もらえるならそっちを利用しますよね。

 イラストが趣味の素人同士で「描いてー」「描いたよー」「ありがとうー♪」なキャッキャウフフなサービスはきっと現代には合わないんだ。諦めよう…。

 お金の介入で一気に上がる敷居の高さ…。趣味レベルでこんなお金のやり取りが発生するようなサービスに登録していいものか?

 私のレベルでもリクエストしてくれる人がいて、中には「プロかと思いました!」なんて言ってくれた(お世辞だったとしても、本気で言っていると信じた方が幸せですよね!)人もいましたが、それは無償だったからであって、「ぜひ描かせてください!○○円です。」なんて言ったら「じゃあいいですー。」となると思う…(CMで聞き覚えのあるフレーズ…笑)。

 笑い者になるんじゃなかろうか…。裏で「下手くそが募集してたよww1億年早いってのww」なんて言われたりしないだろうか…。裏での愚痴は見なきゃいいだけの話か…。とりあえず探してはみることに。

## 気になったサービスたち

SKIMA

 先ほど名前が挙がりました、SKIMA。ココナラと比べるとこちらの方がイラスト系が多いみたいです。コンテストと同様の”コンペ形式”、個人宛に依頼する”コミッション形式”、その他に”過去作品の販売”、自己アピールしてプロジェクトに入る”プロジェクト形式”があるようです。本気で「イラストで稼ぐぞ!がっつり副業するぞ!」という人には良いサービスかも、という印象です。依頼主とのやりとりもしっかりしています。逆に私のような「趣味で気楽に始めたいな~」という人には敷居が高く感じました。依頼主とのやりとり、本業が忙しいと返信できる自信ない…。

skeb

 コミッション形式専門のサービス。聞いたことなかったし見てみたら「ベータ」と書いてあったので最近できたサービスなのかな?こちらはリテイクや見積もりなどは一切なし、「依頼→描く→完成品を提出」でやり取りが終わるところがポイントっぽいです。シンプルですね。こちらはTwitterアカウントが必要。あ、私持ってない。このサービス使うのに、利用するつもりのないTwitterのアカウント作らないといけないのか…いやだなぁ。

# 親方!Pixivにリクエスト機能なんてものが!

 そんな中、既に登録済みのPixivに「リクエスト機能」がついたというのを目にしました。いつのまにそんな機能が!?こちらも始まったばかりで、内容はほぼskeb。コミッション形式です。パッと目に留まった違いは以下あたりかな。

・skeb:描く側で価格を設定
 →Pixiv:依頼側で価格を設定する
・skeb:二次創作のルールがある
 →Pixiv:二次創作のルールが見当たらない(これはどうなの!?)

 Pixivのアカウントがあれば誰でも募集してOKみたいなので、やってみるならこれが一番気楽かな。というわけで、Pixivのリクエスト機能を使ってみることに決めました!

## やっぱり敷居高い!?

 よーし早速プラン(リクエスト募集のこと)を設定してみよう!趣味レベルだから、100円とか、高くても500円ぐらいで…。

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最低金額、3000円。

3000円。

 …さ、3000円!?

 私の普段の昼食10回は買えちゃうよ!

素人の趣味レベルの絵にこの金額払う人いるの!?

 100円ではダメですか…と思っていたのですが、調べてみると、私の想像が混ざった解釈になりますが、この価格設定にはイラストの有料販売界隈の事情が関わっているんじゃないかと思います。ちょっと話がずれるので別noteにしますね。
【追記】…と思ったのですが書く予定なくしたので概要だけ。ほぼセンス勝負のデジタルイラスト業界なので、価格崩壊が起きてイラストレーターの職が成り立たなくなってしまう可能性が出てくるからなんじゃないかなっていう予想をしてました。

## 素人でも大丈夫

 初め私は、この値段に正直ビビってしまいました…。素人なのに生意気じゃないか?笑い者どころか大爆笑者になるんじゃないか?と。そんな私の背中を押してくれたのが、リクエストガイドに記載の以下の一文。

リクエスト機能はクリエイターとファンで「創作活動をもっと楽しくする場所」であり、仕事の依頼をする場所ではありません。

 仕事ではなく、創作活動を楽しくする場、か。これなら趣味で絵を描いてる私にもぴったりじゃん!素人が堂々と募集してることに何か言われても「公式がこう言ってますから問題ないです!」って言い返せるね!\( 'ω')/

 なので、モチベーションアップ目的で受け付け開始してみました!Pixivのプロフィールからリクエストできるみたいです。プロフィールのリンク先からもPixivプロフィールページに行けます。なんだか「こちらのリンクから登録するとポイントもらえるよ!」みたいな誘導する系のブログみたいになってしまいましたが、そういうわけではありません(笑)。

# 夢を見るのは自由。恥ずかしがらずに見よう。

 もちろんリクエストが来ることは期待していないし、期待してはいけないと思います。正直言って、よっぽど絵柄が好みでない限り3000円で素人レベルの絵を買う人ってそうそういないんじゃないでしょうか。

 リクエストが来ないと本来の「モチベアップのためにリクエストをもらいたい」という目的が達成できませんが、仕方ないです、それが現実です。お絵描きしたいけどネタがないよという場合は、SNS内のお題に乗っかったり、コンペ形式の募集やコンテストのテーマをリクエストだと思って応募しましょ!

 でも「いつか、一生に一度だけでもリクエストされたら嬉しいな」と思っていてもいいのかなと思います。リクエストを受け付ける場所を設けておくだけでも、モチベーションには繋がるんじゃないかなと思っています。

 夢を見るだけなら、自由でしょ?


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Thank you for reading!
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