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コロナ辞典

COVID-19と名付けられた新型コロナウイルスによる感染症が世界中で猛威を奮っています。残念なことに多くの人が罹患し。そして亡くなっています。感染を避けるために外出は控えるようになり、出社せずに家で仕事をすることも珍しくなくなっています。コロナウイルスが人々の生活を大きく変えてしまっています。

コロナウイルス自体は以前からあり、風邪の症状を引き起こす原因の一部はこれですし、2003年のSARSや2012年のMARSもコロナウイルスの一種。通常はあまり恐れる必要のないウイルスですが、たまに重篤な症状をもたらすタイプが出てくる。

そういう、ある意味札付きなウイルスですが、今回のCOVID-19という「新型」はちょっとこれまでと違って厄介な性質を持っているようです。無症状や軽い風邪の様な症状に留まってしまう人が少なくなく、その人達が動いて他の人達にうつしてしまう。SARSは潜伏期間も短く重症化しやすかったので逆に封じ込め作戦ができましたが今回はそれができなかった。

なので今回は「感染者が特定できない以上、全部止めるしか無い」として生活に必要な最低限のライフラインを残しながら不要不急の外出は控えるように、との対策が取られています。国によってロックダウンとかステイホームとか色々な呼び方がされていますが、それによって人々の生活が変わってしまいました。

その様な状況になって、今までなかった新しい言葉が世の中に生まれていたりします。半年前くらいに「コロナ」と言ったら「え?ビール」とか「太陽の周りにある、あのびらびら」とかと答える人がほとんどだったと思いますが、今「コロナ」と言えばほぼ100%ウイルスのこと。それに加えて「コロナ〇〇〇」という新しい言葉なんかも出てきている。これが起きる前には誰一人使っていなかっただろう言葉をたくさんの人が口にしている。

それらはもしかすると数年で忘れさられてしまうかも知れないし、この先ずっと残っていく言葉なのかも知れない。望んだわけではないですが、自分は何十年に一度のこういう変化のタイミングに生きている。それを機会と感がえ、印象に残った言葉を取り上げてそれに対する自分の思いや考えをここに書いていこうかなと思っています。

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